はやし総合支援事務所

林 雄次

社労士×ITコンサルで企業課題ワンストップサポート

士業の効率化・IT化推進の一翼を担う事務所へ
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今回のインタビューは、「ITに強い社労士」として企業のバックオフィス業務をサポートするはやし総合支援事務所の林様にお話を伺います。

多くの国家資格とシステムエンジニアとして15年以上の勤務経験を活かし幅広く事業を展開する林氏に現在の事業内容や開所に至った理由、今後のビジョンについて語っていただきました。

はやし総合支援事務所 社長 林 雄次氏のONLY STORY


【経歴】

1980年生まれ、東京都足立区出身。筑波大学附属高校卒業後、社会福祉を志し淑徳大学にて社会福祉を学び、社会福祉士取得。卒業後はITを通じて多くの方に役立つべく、IT関連企業で1000社以上の中小企業の業務改善に従事。エンジニア教育の講師として多くの資格取得を経て、社労士・行政書士として開業。

システムエンジニアとして15年以上の経験を活かし、【ITに強い社労士】として企業の働き方改革をワンストップでサポート。また、kintoneを活用した業務改善コンサルタントとして、中小企業から大企業まで、多くの顧客企業で業務改善の相談役も担っている。 

社労士・行政書士・IT業務をまとめて支援


–まずは、はやし総合支援事務所の事業内容をお聞かせください。

林氏:弊所は企業のバックオフィスに関するお悩みを総合的に解決するサービスを提供しています。

具体的には社会保険労務士(以下:社労士)・行政書士・システム関係の業務をメインに対応しています。例えば給与計算や社会保険手続き、労務トラブルの対応、事業を始める際の認許可の手続き、外国人ビザの手続き、ITを利用した情報共有の仕組み化などですね。

また専門外の範囲については弊所が窓口となってそれぞれの専門家へお客様をお繋し、サポートしています。

社内で何かトラブルやイベントが起きた際に、それぞれの専門家に声をかけなくても、「はやし総合支援事務所であればまとめて解決できる」ということをコンセプトに事業を運営しています。

–御社の強みや差別化のポイントはありますか。

林氏:お客様のご相談をワンストップでサポートできることです。私自身が士業の資格を多く有していますので、社労士や行政書士にお願いする案件を別々の窓口ではなく、まとめてご相談していただけます。

問題解決のために異なる窓口に相談すると、それぞれが自分の専門分野以外の業務を把握していないため、対応していただいたとしても現場では使いにくかったり、見えていない部分に根本的問題があったとしても提案できなかったりします。

その点私たちは様々な専門分野に関するノウハウがあり、業務を多角的に見られるため、本当に役立つ提案ができるんです。


また電子申請に対応した手続きやチャットやSNSなどのツールを使ったコミュニケーションで、バックオフィス業務をスピーディーに効率化できることも差別化のポイントだと思いますね。

–今お話にありました「電子申請」にはどのようなメリットがありますか。

林氏:電子申請のメリットは大きく2つあると考えています。まず1つが電子申請を活用することで社内のスタッフが窓口に行くことなく、最短即日に申請ができること。そしてもう1つが他のスタッフと業務を分担できることです。

後者に関して言えば、データ化すると紙を回す必要もなく、どこにいても業務ができますので、例えばスタッフに必要事項を埋めてもらえば、最終的に士業の先生がチェックするだけで業務が完了します。それだけで対応できる範囲もスピードも大きく変わりますね。

働きながら得た資格が起業のきっかけに


–どのような経緯で起業をされたのですか。

林氏:私はもともと15年くらいシステムエンジニアをしており、その中で販売・会計・給与やERPツールの使い方を教えていました。

しかし、例えば給与や会計の部分に関しては社労士や税理士に確認するよう誘導したり、逆に社労士の方では給与システムがわからないという理由で断られたりするなど、お客様がたらい回しにされてしまうケースをよく目の当たりにしたんですね。

そこで「社労士・行政書士・システムに関する企業のお困りごとをまとめて解決できる窓口があれば便利ではないか」と思うようになりました。そしてちょうど私がそれらの資格を取得していたたため、自分で始められると思い、はやし総合支援事務所を立ち上げました。

–ちなみに、現在どれくらいの資格を保有されていますか。

林氏:社労士、行政書士、宅地建物取引士、社会福祉士、IT関連の資格、ビジネス系の資格など計30ほどの資格を有しています。

大学生の頃から「せっかく勉強するのであれば何か形に残したい」という想いで少しずつ取得しはじめましたが、そのほとんどは社会人になって働きながら取得したものです。なぜかというと、前職のシステム会社ではITに関する免許を取得すると手当が付いたからです。

しかし情報処理系の免許はすべて取り尽くしてしまったので、幅を広げようと簿記や宅建、そして5年ほど前に苦手な領域であった社労士の資格に挑戦し、無事合格しました。そのうちお客様からも「林さんに社労士の業務をお願いできますか。」と言われるようになったので、お客様からのご依頼を受けられる体制をつくろうと開所しました。

士業の効率化・IT化に注力したい


–今後のビジョンを教えてください。

林氏:今後は、まだ活用していない宅建士の資格を使って不動産の取扱いをはじめようと考えています。不動産の売買や賃貸をしようと思った時、多くの人が初めての不動産屋さんを利用されると思います。初めて会った人に家という大きな買い物・借り物のサポートをしてもらう、これは当たり前のことになっていますが大きな冒険でもあると思うんですね。

そこで弊所が不動産に関する相談をお受けし、企業顧問として継続的な関係で会社の不動産をサポートすれば、お客様も安心して業務を任せられると思います。そういった不動産はまだ世の中に無いと思うので作りたいですね。 

また弊所の既存業務領域においてもお客様の要望に応えられるように効率化を進めていき、ゆくゆくは士業自体の効率化、IT化に注力していきたいです。そしてITに対応できる士業の仕事を資格保有者を増やしていきたいと考えています。

–ありがとうございます。では最後に、読者の方にメッセージをお願いします。

林氏:ITを使って自社の業務効率をアップさせたい、社労士や行政書士を使ってみたい、または変更したいとお考えでしたら、ぜひ一度お話をさせてください!ご連絡をお待ちしております。

執筆=山田
校正=笠原

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