株式会社ラングスジャパン

小林 美紀

先祖から受け継ぐ「本物を見極める目」が信頼に

”本物”のおもちゃを通じて子供の心身を育む会社
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株式会社ラングスジャパン 社長 小林 美紀氏のONLY STORY

子供のエネルギーを動力に


「子供の心身を育むということが、一番大事にしている
理念です。スポーツトイを通じて、将来日本の役に立つ
大人の土台作りをしています。」

そう話すのは、株式会社ラングスジャパンの小林美紀社長。

ラングスジャパンは『遊びながら自然と身につくバランス感覚』を
大切に、日本の子供の心身における成長に寄与する会社である。

「商品の大きな特徴は、電池などではなく子供がもつ
エネルギーを動力としている点です。さらに言うと、
子供から大人までが遊べることを目指しているので、
私たちが扱っているおもちゃは、対象年齢が
0〜100歳以上なんです。」

こうして子供の頃からバランス感覚を養うことで健康な
大人が育ち、さらには大人になっても遊び感覚で
健康促進につながる商品を生み出す。それは、
医療費削減などの社会的効果にもつながっていく。

仕事は趣味の延長


専業主婦から起業に至った小林社長は、
なぜこの事業をはじめたのだろうか。

「34歳の時、たくさんの趣味があり、エネルギーに
満ち溢れていました。趣味に時間とエネルギーを使って
ばかりいてよいものだろうかと思い、ビジネスという
趣味を増やしたんです。」

自分のためだけではなく、世間に役に立つ趣味を
増やした結果が、起業という選択だったのだ。
社会人経験がない中で、恐怖はなかったのだろうか。

「結論から言うと、恐怖はありませんでした。
全てがわからないことだらけだったので、
いわゆる怖いもの知らずでした。今でも仕事は、
趣味の延長線上だと捉えていますよ。

楽しいし、世の中のためになるし、みんなが笑顔で
好きなことをしているので、最高の趣味だと思っています。

最近では小さな子供がいるスタッフも、土日にオフィスに
きて、会社のおもちゃで遊んでいるんですよ。スタッフに
とっても、趣味と仕事が結びついているような気がします。」

だからこそ会社内には笑顔が絶えず、みんなが楽しく
働いている。理想とする職場の姿がそこにあった。

ルーツは先祖にあり


趣味の延長とはいうものの、ラングスジャパンは
30年近く続いている。長く続いてきた裏に、
小林社長が培ってきた”信頼”があった。

「例えば弊社は”キネティックサンド”という商品を
扱っていますが、ネットでキネティックサンドと
書いた偽物を発見した時、私は、直接電話をかけます。

その業者はすぐに『サイトから消します』と消え入る
ような声でいう人もいます。その行為は、結果として
心と時間の無駄遣いになると、丁寧に話し、若い経営者に
伝えるようにしています。

同じ経営者としてそういう生き方をしてほしくないと思っています。」

この行動が、結果として輸入元である企業の信頼に
つながっている。商品を売るだけなら簡単だが、
覚悟を持ってその商品を守り抜く姿勢。これをできる
企業が他にないことで、ラングスジャパンは輸入元からの
信頼を築き上げてきた。

「私たちは”本物”の商品しか扱いません。出所はもちろん、
社会に必ず貢献する物のみを取り扱っています。だからこそ、
扱うスタッフも自信や誇りを持って働くことができるんです。

ちなみに弊社には営業マンがいないんですよ。本物の商品は、
商品自体が有能な営業マンとなりえます。」

なぜ小林社長は本物を見分けたり、
正義を貫く姿勢が身についたのだろうか。

「どちらも先祖の存在が大きいです。私は代々続いた
古い家に育ちしかも三世代同居でした。両親や祖父母が
常に世のため人のために生きていく背中を見せてくれました。

時には多くの人に反対されながらも一貫して社会貢献に
励んでいた姿を見て、自分のためではなく周りの人たちの
ために生きることが自然と身についたのだと思います。

また、出身が石川県なのですが、幼い頃から輪島塗、
九谷焼などの伝統工芸と触れ、日常生活でも使用させて
もらっていました。それが本物志向につながって
いるかもしれませんね。」

生まれ育った環境が、今の小林社長につながっている。

職場は家庭の練習場


気になるのは育児と仕事の両立だが、
その点はどうやって克服したのだろうか。

「睡眠時間を減らすことで解決しました。早起きは三文の得と
言いますし、子供が起きるまでに午前中の仕事を終わらせて
しまうんです。そして子供が寝てからも仕事をする。

私が子供のころ、私も母の寝る時間も起きる時間も
知らないということは、同じだったかもしれませんね。
夫が医者であることもあり、多少無理をしても
健康面では安心していました。」

そんな小林社長が、スタッフに伝えていることがある。

「家庭や家族を大切にしてほしいと伝えています。
職場は、家庭での出来事の練習場だと捉えていて、
職場での行動が家庭でも現れると思うんです。

そう考えれば、コミュニケーションの取り方や
思いのかけ方も変わってきますよね。
あくまでも本番は家庭にあるので。

こう考えれば、スタッフは仕事を通し、
家庭を通し、人として成長していきます。」

最後に、若者へのメッセージを受け取った。

「大学生の息子に伝えていることですが、
『人生は長いから、焦らなくてもいいよ。』と伝えたいです。

人それぞれの時間軸があるから、世間一般の時間に流されず
生きてほしいと思います。高齢化も進んでいますし、
自分の寿命を90歳くらいに設定して大丈夫だと思いますよ。

心身ともに健康で長生きし少しでも長く世の中に
貢献できればいいのでは?体には気をつけてほしいです。」

編集後記


小林社長の言葉は軸が定まっていてブレがなく、
周りから信頼される人柄であることが伝わってきました。
職場は家庭の練習場という表現や、信念を貫くことの大切さなど、
人として大切なことをたくさん教えていただきました。

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