株式会社エス・ビルドシステム

今津 裕司

積算にかかる時間を75%短縮する『建築の電卓』

現場の苦労を知る内装工事会社が自らソフト開発
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今回のインタビューは、画期的な積算ソフト『建築の電卓』を販売する株式会社エス・ビルドシステムのマネジャー今津氏にサービスの詳細や開発背景などをお聞きしました。

株式会社エス・ビルドシステム マネジャー 今津 裕司氏のONLY STORY

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煩わしい作業から解放、瞬時に積算完了


––株式会社エス・ビルドシステムの事業内容をお伺いします。

今津氏:弊社は建設業様向けに、PDFの図面から瞬時に材料を計算できるソフト『建築の電卓』を提供しています。

実はPDFの図面から積算が出来るソフトは業界的にも新しいものなんです。誰でも簡単に使えることにこだわっているため、そのような仕様にしました。実際にCADソフトやイラストレータなどの特殊な技術は不要で、基本的なPC操作が出来る人であれば半日で使えるようになります。

––どのような操作をして積算を行うのでしょうか。

今津氏:では、手順を簡単に説明します。

まず図面をソフト内に取り込みます。取り込んだ図面の距離が読み取れる1辺の両端をクリックして寸法を入れるだけで縮尺の設定ができます。

––今のところ、クリックと入力だけの操作ですね。

今津氏:そうですね。続いて積算の流れを説明します。床、壁、天井という3つの主要モードがあり、今回は床を例に説明しますね。使い勝手を優先して複雑な操作を避けたのでステップは3つだけになっています。

⑴図面に柱を配置し、積算したいエリアを囲む
→柱減算後の床面積の計算完了

⑵材料を貼りたいエリアを選択し、貼り方・材料を選ぶ

⑶材料の貼りだし位置や枚数を確定
→材料の必要枚数の計算完了

こうして煩雑な手計算から解放されることで、従来の手計算と比較すると約75%の時間短縮が可能となります。


––本当に簡単な操作で積算ができるんですね。操作以外にはどのような特徴がありますか。

今津氏:大きく2つあります。1つはサブスクリプションで提供している点です。従来の積算ソフトは買い切りで販売しているものが多く、その分費用も一時的に大きくなり導入を見送る企業が多い印象です。弊社は1年更新となるので、仮に不要となれば解約できるため、利用者にとってはメリットかと思います。

もう1つは、テレワーク環境下でも対応している点です。オフラインでもソフトが起動できるため、インターネット環境のないご自宅や作業現場においても積算が可能となります。また在宅勤務において、プリンターがなく積算できないとお困りだった企業様にも、メールで送られてきたPDFの図面を直接取り込めるので資料を印刷する必要がないという利点もあり好評いただいでおります。

大切なのは便利、簡単、複雑でないこと


––『建築の電卓』を開発された経緯をお聞かせください。

今津氏:弊社は内装工事を本業とする株式会社エス・ビルドの子会社になります。

内装工事会社では、躯体面積や材料がどれだけ必要かといった計算を日々繰り返しているのですが、この計算が結構大変なんです。1アカウントが120万円もするような積算ソフトを買って試しましたが、機能に制限があったり、実際にはこんな使い方はしないのに...という内容でした。

「満足できるツールがないのなら、自社で作ればいいのでは」と考えて出来上がったのが『建築の電卓』なんです。

––開発にあたり苦労された点、大変だった点などはありますか。

今津氏:内装工事会社を母体としているので、実務に沿ったソフトを作る自信はありました!ただ開発当初に社内から機能の要望を聞いたところ山ほど寄せられ、その優先順位や取捨選択など取りまとめが大変でした。

––優先度の決定には異論も出たと思いますが、最終的にどうやって決めたのでしょうか。

今津氏:どの機能にどのようなメリットがあるのかを社内会議を経て集約しました。それに加え、同業者のネットワークを利用して、他社からも忖度抜きの現場の声を集めて参考にしました。

最も大切にしたのは、簡単な手順でできること。そこはブレずに開発を進め、とても便利なサービスができたと自負しています。

『建築の電卓』を積算ソフトの代名詞にしたい


––今後の目標を教えてください。

今津氏:3年後は300社、5年後にはその倍の導入社数を目指しています。

ソフトを発売してからまだ1年半ですが、大手ゼネコン様や大手メーカー様にも導入していただきました。大手企業に導入されるということは、その傘下の多くの会社へも導入が期待できるので、今後が楽しみです。

また同時にソフト販売の代理店も増やしたいと考えています。

––4年以降の長期的な展望はお持ちですか。

今津氏:はい。未来の目標としては、「建築の電卓」が積算ソフトの代名詞になっていることです。

クライアント目線とよく言われますが、弊社から見れば親会社はクライアントでもあり、アイデアの考案者でもあります。これは真のクライアント目線というものを考えたとき、弊社のソフト開発が常に一歩先を歩み続ける大きなアドバンテージだと言えるのではないでしょうか。

ただ機能を増やしたいという想いはあるものの、シンプルでユーザーの使い勝手のいいものを提供し続ける方針が変わることはありません。

––ありがとうございます。最後に、読者へのメッセージをお願いします。

今津氏:『建築の電卓』の利便性は、実際に使ってもらえれば実感していただけると思っています。積算の正確さはもちろんのこと、作業の効率化、労働の軽減がきっと実現できると思っています。たくさんのお声がけをお待ちしています。

執筆=増田
校正=笠原

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