Beth合同会社

河上 泰之

100億円のブルーオーシャンに到るデザイン思考

新規事業、DX、ロジカルシンキングのノウハウ提供
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今回のインタビューは、新規事業やDX、ロジカルシンキングなどの課題を解決するBeth合同会社の河上氏にお話を伺います。河上氏が用いるデザイン思考の効力と、その習得がもたらすものについて語っていただきました。

Beth合同会社 社長 河上 泰之氏のONLY STORY

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「考えることにレバレッジを利かす」とは?


–Beth合同会社のサービス内容からお伺いします。

河上氏:弊社は「考えることで仕事にレバレッジを利かせるための支援」をする会社です。右脳が痺れるまで考え続けることで、社長や役員の方が望む「誰も見つけていない100億円の事業アイディア」も見つかります。

具体的には、新規事業のメンターや、デジタルトランスフォーメーションやロジカルシンキングに関するノウハウと、実務で使えるようになる支援を中心に事業を展開しています。

昨今の新規事業は「いかにお客様に買ってもらえるモノを早い段階で見つけられるか」が肝要です。製私はそのための方法論をより多くの人に理解してもらい、きちんと使ってもらうために、在籍していたコンサル会社を辞め、独立して今の事業を始めました。

–方法論とはどういうことでしょうか。

河上氏:最近は「デザイン思考」という言葉をよく耳にすると思います。これは、どういったユーザーにサービスを提供したいのかという「ペルソナ」をきちんと作り込んだ上で、そのペルソナに対して深く「共感」することから始めていく方法論です。

人は同じものを見たとしても、感じ方はそれぞれに異なります。これは人それぞれ「感性」が違うためであり、その感性をきちんと理解しようというのが「共感」になります。

この「共感」を経た上で、ペルソナの要望に合ったサービスのローンチや顧客検証を勧めていくことが、弊社のサービスの根幹にある「デザイン思考」という方法論です。

–同業他社と比べて、御社の差別化ポイントはどこにありますか。

河上氏:大きくは3つあります。
1つ目は、新規事業を検討し実現するまでの検討、具体的にはアイディアを見つけ、ソロバンを弾き、業務設計と必要なシステムの検討までと幅広い支援がワンストップで可能なことです。
他社でよくあることは、アイディア発見はその担当チームが、業務設計は別のチームが担当というように、ばらばらの人間が登場します。これはコスト増の理由の1つですし、何よりもコミュニケーション速度が落ちて実現までの期間が長くなります。弊社では、これらを全て通して検討することで、圧倒的な期間短縮と正しく業務へ落とし込むことが可能となります。

2つ目は、お客様の一員として深く新規事業を考え続ける、思考力の持続性です。
一般的な新規事業コンサルタントがワークショップを開催すると、「はい、じゃぁアイディア出してください!」と丸投げします。お客様はアイディアが出なくて困っているのに、これでは雇った意味がないですよね。笑
私は、様々なお客様から「君はコンサルタントらしくない」「弊社の人間のように親身で真剣だ」と何度も言われてきました。
新規事業の検討で、考えることにレバレッジを効かせるためには、徹底的に制約条件を洗い出し、収集した事実をどのように解釈できるか、競合が見出している活路は何かといったことを考え抜きます。

3つ目は、手法への深い理解を背景とした教える力です。
慶應の大学院で優秀賞を取得するレベルで学び、IBMでは社内講師として戦略コンサルタントへ手法を教えていました。
他社では検討を引き受けることで商売をしているので、課題や要望に対して答えを提供するだけで、答えを導く方法までは教えません。それを教えてしまえば、次からは依頼が来なくなってしまうからですね。
これに対して弊社の場合は、コンサルを雇う必要がないレベルになるまでの知識をお客様にお伝えします。なぜなら「考えることで仕事にレバレッジを利かせるための支援」とは、お客様自身がレバレッジを利かせることができるようになることであり、私がいつまでもテコ代わりになっているようでは支援の意味がないためです。

これが他社との大きな差別化ポイントであり、私の専門家としての経験や実績と合わせて、弊社の強みであるとも言えますね。

–マネタイズはどうなっていますか。また、どのような企業が利用するのでしょうか。

河上氏:デザイン思考の研修であれば50~100万円ほどの費用で済みますが、研修が実務にあまり役立たないのは、多くのビジネスマンが体感するところではないでしょうか。

従って、お客様が役員報告できるレベルに達するまでの伴走支援を1000万円で提供しています。これは相場の3~4分の1程度、ある会社と比べると1/10の価格帯です。

私が過去にお仕事させていただいたのは、トヨタ自動車様、特許庁や金融庁、経産省、トヨタ自動車などが挙げられますね。また、私が以前在籍していた日本IBMとは今でもパートナー契約を結び、デザイン思考を教えています。

–お客様の反応はどのようなものでしょう。

河上氏:ある企業では、前回の新規事業創出プログラムで1件も採用がなかったところから、今回は数千億円にも及ぶ案件が2件も、それもコロナ禍にもかかわらず役員会を通過しました。役員の皆様からはアイデアの質が明らかに高くなったと聞きました。

またとある一部上場企業の企画部様からは、「デザイン思考を知ってから、ペルソナをしっかりと考えずに企画を進めることは怖くてできない」とも聞いています。「誰かを喜ばせるには、その誰かを深く知ることが自分たちの仕事なんだ」という言葉は、今でも強く記憶に残っていますね。

コンサルタントからインストーラーへ


–今のサービスを作ろうと思ったきっかけは何でしたか。

河上氏:以前、コンサルタントとしてビジネスアイデアの提案をした会議で、多くの出席者から評価され褒められましたが、当のプロジェクトリーダーが「これ、誰がやるの?」と発言する瞬間がありました。

私はそれを聞いて愕然としたんです。結局、お客様が確信して前に進むためには、お客様自身が仕事に向き合い、自分ごととして物事を考える必要があるのだと体感しました。

このことをきっかけに、私は単にお客様の課題に対して解決策を提示するだけのコンサルは辞めようと思いました。

–その経験が、今のサービスにどのようにつながっていますか。

河上氏:お客様が自分で考えて動くことを大切にするようにしていますね。

たとえば顧客インタビューでは調査会社を使わず、お客様自身が顧客と向き合って言葉を聞いて来るようお願いをしています。そして直接言葉を受け取った方の視点と私の視点をすり合わせながら、顧客の言葉の解釈を一緒に考え、見えにくい課題や隠れたアイデアを見つけていきます。

こうしてお客様自身が考えたアイデアとして育っていけば、その仕事への自信にもつながり、人生を懸けられるようになるはずです。

今の私の役割は解答を書く人ではなく、お客様自身が解答に辿り着くまでの考え方をチームや組織に導入する「インストーラー」なんです。

正しい方法を知れば新規開発は進捗する


–今後の事業展開についてお伺いします。

河上氏:方法をきちんと考えず、がむしゃらに新規事業開発に取り組んでいる人も多いようですが、方法を知ってさえいればもっとスムーズに開発は進みます。
そのことを伝えるために、東京商工会議所と連携して、デザイン思考をはじめとする私の方法論を教える活動を今後も続けています。

また、私一人の活動では限界があるので、多くの人が正しい方法論を知れるよう、私が持つ知識を全てネットに載せていきたいと考えています。

その上で、実践の際に分からないところがあれば私がいくらでもお教えします。それによって新しいアイデアやサービスが出現する時代をこの目で見たいと思っていますね。

–最後に、読者へのメッセージをお願いします。

河上氏:経営者様には、社員に目標を明示した上で、方法論を習得するよう指示していただきたいとお伝えしたいです。

習得には時間を要し、遠回りにも思えますが、実はその遠回りこそが大きな成果への最短経路に他なりません。経営者として最終判断を迫られる場面で、方法論を習得して成長した社員が、顧客検証の終わったビッグビジネスのアイディアと、決断できるほどの判断材料を提出することでしょう。

執筆=増田
校正=米山

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