株式会社野上工業

新井 仁士

10年、20年続いていく企業の経営者を育てたい

職人経営から経営者視点に切り替えることが重要
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今回のインタビューは、埼玉県さいたま市を拠点に関東全域の地域改良工事を行っている株式会社野上工業の新井様にお話を伺います。

創業20年以上の経営ノウハウを生かし、オーナー社長向けにリスク管理経営のコンサルティングを行う新井氏に、詳しい事業内容について伺いました。

株式会社野上工業 社長 新井 仁士氏のONLY STORY

リスクマネジメントで社長の経営をサポート


–株式会社野上工業の事業内容を教えてください。

新井氏:弊社は建設業を本業としながら、起業して10年未満の経営者向けに経営コンサルも行っております。内容はマーケティングや集客といったテクニックに関することではなく、主にリスク管理やマインド面についてですね。

–具体的にどういった経営コンサルを行っているのでしょうか。

新井氏:長く経営を続けていくためには、経営者の視点を切り替えることが重要です。

というのも、多くの会社では職人がそのまま起業して職人型の経営をしているため、目先の利益に囚われてしまったり、今の数字の積み重ねが将来につながると思っている方が少なくありません。

しかしそれでは毎年売れる商品を生み出し続けなければならず、経営は安定しません。さらに今回の新型コロナウイルスのような出来事によって時代やルールが変わると、経営は行き詰りやすいですよね。

売上を増やすだけでは会社は成長しないことを伝え、「この先を見据えて今何をすべきか」という視点でビジネスの仕組みづくりができるよう、経営者の視点を変えていくことが私の仕事です。

–他のコンサル会社と比べて、御社サービスの強みや差別化できるポイントはありますか。

新井氏:多くのコンサル会社では、他社の成功事例に当てはめていくコンサルティングが一般的ですが、私は経営者それぞれが持つ本来のやり方を見つけていくことを大切にしています。

たとえば「あなたはどんなスタイルで何をやりたいのか」「どんな考え方でどういう会社にしたいのか」と話し合いながら、経営者自身のコンセプトや方向性をまとめていき、その上で、会社の価値をどう高めて世の中に伝えていくのかを考えていただくのです。

–なるほど、経営者自身がしっかりと自分と向き合えるように新井様がサポートされているんですね。

新井氏:そうですね。そもそも創業10年以内の中小会社は経営者が全てであり、経営者が考えていること以外はできません。

もちろん最初の段階で成功事例を真似することも大事ですが、人それぞれ人生観や、資金力、周りの環境は違いますし、そもそも自分が好きなことでなければ事業は長く続きませんよね。

経営者の人生と会社をリンクさせながら経営管理ができるよう、それぞれに合ったやり方を探しながら経営をサポートしています。

倒産危機でリスク管理の必要性を実感


–リスク管理経営のコンサル事業を始めようと思ったきっかけを教えてください。

新井氏:今は20年以上経営を続けていますが、以前若いときに一度会社が倒産しそうになりました。

中小企業庁の統計によると、起業後5年で約7割の会社が倒産すると言われています。つまり、100社起業したとしても5年で20~25社、10年で3社ぐらいしか残らないほど、中小企業が経営で生き残ることは厳しいのです。

私自身も、当初は資本を持って事業を始めたわけではなかったので、計画倒産のような形で取引先が潰れてしまったときに大きな借金を背負いました。そこから2~3年で借金を返済しましたが、そのとき初めてリスク管理の必要性を実感し、金融業系のリスクコンサルタントの資格をほぼ全て取得して今の事業に生かしてきたんです。

そんな私自身の経験から、「多くの方に経営に必要な情報や根本的な考え方を伝えることができれば、倒産をしなくても良い企業が増えるのではないか」と考えるようになり、リスク管理経営のコンサル事業を始めるようになりました。

–自社のリスク管理に重点を置くようになった経験をきっかけに、創業10年以内の経営者向けにコンサル業を始められたのですね。

新井氏:そうですね。また、周りの方から経営について聞かれる機会が多くなったこともきっかけになっています。

私の経験が皆さんのお役に立てるのであれば、日頃から使っている経営ノウハウをどんどんお伝えしていこうと思っています。リスクマネジメントと言うとすごく難しく捉える方もいますが、実は身近で使えることもたくさんあるんですよね。

たとえば、人は誰でも自分の人生を経営しています。自分という商品を買ってもらうために勉強したり、営業したり、時にはクレームの処理をすることもあるでしょう。このように視点を変えることができれば、見えていなかったものが見えるようになっていくと思っています。

経営ノウハウを多くの経営者に届けたい


–今後の目標を教えてください。

新井氏:本業である建設業では、今年の秋から新たに事業を展開していく予定です。一方、経営コンサル事業は、ライフワークとしてできるだけ長く続けていきたいと考えています。

また、経営コンサル事業は今後コンテンツ化して、外部の人たちと連携して提供していけたらと考えています。

たとえば、IT化によってこれからますます税理士が減少していくと言われている中で、税理士たちが経営ノウハウを活用して経営者をサポートできるような付加価値の高いコンサルを提供できれば、経営者にとっても税理士にとってもプラスになると思います。

–社会的にどういった影響を与えられる企業になりたいとお考えですか。

新井氏:地域の企業が元気になって、人が住み続けられる地域にしていくことが社会にとって大切なことです。だからこそ、今後も中小企業やスモールビジネスを営む経営者の方々を応援していきたいですね。

私自身、借金を背負った2年間はすごく辛かったので、そういった同じ苦しみを生まないためにも、特に若くして家庭を持っている経営者の方たちに経営ノウハウを教えていきたいですね。

–ありがとうございます。では最後に、メッセージをお願いします。

新井氏:これから20年、30年は、大手企業では立ち行かないスモールビジネスの全盛期になって行くと思うんです。視点や考え方を切り替えれば、必ずチャンスは生まれます。経営者様の中で経営に不安がある方はぜひ会いに来てください。

執筆=山田
校正=米山

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