合同会社未来共創機構

泉 克明

採用・定着メソッドで経営を加速します

ヘッドハンターのノウハウで中小企業の人材採用難を解決
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今回のインタビューは、独自の採用メソッドで中小企業の経営改善に取り組む未来共創機構の泉氏にお話を伺います。中小企業の人材難や、泉氏のヘッドハンターとしてのキャリアを活かした「採用・定着メソッド」について語っていただきました。

合同会社未来共創機構 CEO 泉 克明氏のONLY STORY


【経歴】

東京都出身。一橋大学在学中にIT分野にて起業。2009年大学卒業後、大手人事コンサルティング会社に入社。法人開拓営業や特命ポジションのヘッドハンティング、経営企画等に従事。

ヘッドハンター時代にはIT、不動産セクションにおける年間最多移籍人数を記録。1,000名を超える中小企業経営者より人材採用、育成にまつわる相談を寄せられてきた経験から、多くの業界の中堅・中小企業、スタートアップ企業に応用可能な独自のメソッドを開発。2020年1月に同社退職後、同年2月に合同会社未来共創機構を設立しCEOに就任。

人材の採用から社内での定着までをサポート


–合同会社未来共創機構の業務内容をお伺いします。

泉氏:弊社は、独自の「採用・定着メソッド」によるコンサルティングを通じ、中小企業経営の改善に取り組んでいます。

あらゆる企業経営者は課題や悩みを抱えています。売上をあげたい、新しい技術を獲得したい、社員の主体性を引き出したいなどなど。企業によって課題は様々ですが、最終的には人の問題に行き着くケースが多いのではないでしょうか。

単純な例ですが、良い営業マンがいれば受注が増え、新たな技術やノウハウを持つ人がいれば新規事業を始めることができます。また、良い人材を採用することで既存社員も刺激を受け、あるいは負担が軽減して、組織が活性化します。

つまり、人が経営を加速したり逆に滞らせたりするということです。弊社が採用から定着までをサポートすることで、経営を潤滑化し、経営者の志や夢実現のお手伝いをすることが弊社のミッションです。


–独自メソッドである「採用・定着メソッド」がどういうものか、詳しくお聞かせください。

泉氏:これまで中小企業に提案して効果があった取り組みのほか、年々移り変わる人材業界のトレンドも押さえたうえで、中小企業が取り組みやすい施策、取り組むべき施策を過不足なくパッケージしました。

最低限これさえ押さえれば必要な人が」「必要な時に」「必要なだけ」「最低限の費用・工数」で採れて、しかも「定着する」状態に到達できます。中途採用業務に不慣れな担当者を育成するためにお声がけいただくことも多いですね。


–人材系のコンサル会社がたくさんある中で、御社の強みはどこにあるでしょうか。

泉氏:私のヘッドハンターとしての経験とノウハウです。そもそもヘッドハンティングというのは、転職を検討している人を面接する一般的な採用手法とは異なり、転職なんて全く考えていなかったような人をも口説いてその気にさせる究極の手法です。

そのヘッドハンティング業界で最大手の会社に長年いまして、特にITエンジニアと不動産セクションにおいてNo.1だった実績もあるので、この領域でのノウハウは国内随一という自負があります。

また、採用活動の上流にあたる戦略面の支援だけでなく、実際には手足も足りないベンチャーや中小零細企業が多いことも踏まえ、上流から下流まですべて支援できる点も強みだと考えています。


–事業を運営するにあたって、特に大切にされていることは何でしょうか。

泉氏:経営者の目線に立つことです。経営者にとって採用とは、何らかの事業課題を解決するための投資です。したがって当然ですが、採れば終わりではなく、採った人が定着し、活躍することではじめて投資が回収できたことになります。

しかし、採用の現場では日々の事務や雑務に忙殺され、採用という投資活動のPDCAをまわすことができていない企業も多いのではないでしょうか。ある程度熟練した採用マネージャーでも、経営者に与えられた目標採用人数の達成が第一で、その後の定着や活躍は配属部門任せになってしまっている場合もあります。結果、仮に目標人数が入社しても早期離職が頻発し、事業課題が解決されずに経営に支障をきたしてしまいます。

それに対し弊社は、あくまで経営者目線での、事業課題解決にこだわっています。つまりは採れたかどうかに加え、定着し、活躍するところまでを見据えた支援を行っています。

ヘッドハンティングで企業の人材難を解決



–起業に至る経緯をお聞かせください。

泉氏:ヘッドハンター時代、私は移籍が成立して支援が終わっても、移籍者のその後の活躍具合には常にアンテナを張っていました。マッチングにはかなり気を遣っていたおかげか、直近私が携わった数十名の移籍者のうち、1年以内に早期離職された方は幸い0名です。

しかし、なかには移籍させるまでは得意でも、その後きちんと定着せずに早期離職を頻発させるヘッドハンターも多くいました。ついつい移籍件数にばかり目がいって、その後のフォローがおざなりになってしまったんだと思われます。早期離職というのは本人はもちろんですが、受け入れた企業側も決して望んだ状況ではないはずで、ヘッドハンター自身も後味が悪いんです。いってみればみんなが不幸になる結果ですよね。現実問題、ゼロにすることは難しかったとしても、入社後のフォローの仕方だったり、そもそも入社後を意識した採用活動ができていれば悲劇は防げたかもしれないわけで、移籍件数や転職件数だけがフォーカスされがちな採用市場に私は問題を感じていたんです。

また、ITやWebに精通した共同経営者との出会いにも恵まれました。これは私自身も大いに反省すべき点なんですが、残念ながら人材業界には営業会社が多く、Webやテクノロジーの活用がまだまだ不十分です。今さら言うまでもなく、IT活用は今後の企業競争力に直結する重要課題ですので、そこを補ってくれるパートナーがいれば、少人数の船出でも十分に既存大手と異なる特長を打ち出せるだろうと考えたのが起業を決意したきっかけです。


–中小の経営者が抱える最大の悩みは人材難なのでしょうか。

泉氏:はい。人・モノ・カネ・情報という経営資源のいずれも重要ですが、最も経営者を悩ませるのは「人」だと思います。かくいう私自身もそうですから(笑)

日本の就職システムでは新卒のほとんどがまずは大手企業を目指すため、中小企業では面接どころか募集さえままならない企業が多く、自社の事業に見合った優秀な人材の獲得機会がとても少ないのが実情です。どうにか面接できたとしても、大手という選択肢を蹴ってまで仲間になってくれる人は更に少数です。

良い人に会えない、口説けない、辞めてしまうという3つの壁が中小企業経営者の前に立ちはだかっています。それを解決したいという想いから「採用・定着メソッド」を開発しました。

ライフワークに挑戦する人を増やしたい



–今後の展望をお尋ねします。

泉氏:弊社は「中小企業の再定義」「ライスワークからライフワークへ」をスローガンとしています。


–「中小企業の再定義」とは、どういうことでしょうか?

泉氏:マスメディアが発信する情報や大手企業の画一的なサービスよりも、自分に合ったものを求める人が増え、「個」の時代が近づいてきています。これまでの「中小企業」は、規模が小さいことや、大手に比べて弱いことを示す言葉でした。しかし、これからは小回りが利く中小企業であることが、かえって強みになり得る時代だと確信しています。

ただし、そのためにはテクノロジーの活用を避けては通れません。それを実現するのは経営者の決断と人材採用だと考えています。正直なところ、すべての中小企業が強い中小企業に生まれ変われるわけではないのかもしれません。だからこそ、せめて志ある経営者に対しては、人材面での弱点を弊社が補うことで、強い中小企業への変革のお手伝いがしたい。そうしなければ、中小企業が多くを占める日本は、世界で輝きを取り戻せないと思うんです。


–「ライスワークからライフワークへ」についても教えてください。

泉氏:これは、私自身がかく生きたいという想いも込めたスローガンです。人は、やらされる仕事ではなく、自らやりたいと望む仕事に取り組んだときに最大のポテンシャルが発揮され、それが人に認められた時、最大の充足感を得るのだと思います。

時代の変化や技術の進歩によって、生活のための「ライスワーク」から脱し、本業・副業・複業・起業などを通じた「ライフワーク」により、世の中に大きな影響を与え、より多くの富を得るようになった人が増えてきています。

もちろん、だれもが自然とそうなれる訳ではなく、そこには世の中の流れやニーズを見極める見識と、その分野で一流となるまでの研鑽や継続的学習、そして多くの人とは異なる道を歩む覚悟が必要です。ただ、そうしたリスクを取る個人が増えれば、これもやはり日本が世界で輝くための大きな力になると思うんですね。

ちなみに、そのためには失敗した人のためのセーフティーネットなども充実させる必要がありますが、まさしく人材業界にこそ、その役目を担うべき社会的責務があると考えています。私自身が仕事に対して能動的にチャレンジし続けることはもちろん、「ライフワーク」に取り組む人がひとりでも増えるような環境を提供していきたいです。


–ありがとうございます。最後に、読者へのメッセージをお願いします。

泉氏:人材採用や早期離職にてお悩みの中小企業経営者様へ。現在弊社では無料相談キャンペーンを行っております。無料でも採用体制改善につながるヒントはたくさんお話できるかと思いますので、まずはお気軽にご連絡いただければと思います。

学生の皆様へ。僕は元ヘッドハンターとして、様々な業界の経営者や優秀なビジネスパーソンと日々接触してきました。ヘッドハンターとは言ってみれば、就職やキャリアについての裏側を知るその道のプロです。どうしたら市場価値の高いビジネスパーソンになれるのか理想の会社に出会うにはどうしたら良いのか、将来の進路に迷われている方もそうでない方も、ぜひお気軽にご連絡ください。記事をご覧になった学生さんからご連絡いただくのは僕も嬉しいですね!

執筆=増田
校正=米山

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