株式会社ワークシフト研究所

小早川 優子

ケーススタディを用いた研修で、社員の俯瞰力を養う

マイノリティーが活躍できる社会を目指し、日々邁進
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今回のインタビューは、同社独自の「ワークシフトメソッド」を使って、経営者と社員の橋渡しをする株式会社ワークシフト研究所の小早川氏にお話を伺いました。社長自身の経験から、子供のいる女性がキャリアアップできる社会を目指す同社の事業について語っていただきます。

株式会社ワークシフト研究所 代表取締役 小早川 優子氏のONLYSTORY


【経歴】

慶應義塾大学大学院経営管理研究科経営学修士/米国コロンビアビジネススクール留学(MBA)。慶應義塾大学ビジネス スクールケースメソッド教授法研究普及室認定ケースメソッド・インストラクター。
外資系金融機関に通算13年間勤務。第二子出産後コンサルタント、セミナー講師として独立。専門はダイバーシティ マネジメント、交渉及び女性管理職育成。上場企業、中小企業、ベンチャー企業、省庁や地方自治体含め年間約100回登壇。経営大学院における女性リーダープログラム評価委員、人事向け、女性リーダー向けメディアに記事連載、本の監修なども行っている。

経営学を元にした独自のメソットで行う研修


–株式会社ワークシフト研究所の事業内容を教えてください。

小早川氏:弊社は研修、人材紹介、コンサルティング、の3つの手法をを用いて、経営者と社員の橋渡しをしている会社です。

–ありがとうございます。3つの手法について詳しく説明していただけますか。

小早川氏:はい。1つ目の研修事業では、個人向け・法人向けの2つを用意しています。いずれも経営学の理論をベースにアカデミアとビジネスを融合した、オリジナルメソッド「ワークシフトメソッド」を使用しています。
「ワークシフトメソッド」はケーススタディを用いた研修プログラムで、例えば組織内で問題が発生したというストーリーを読んでいただき、そこから「あなたが主人公だったらどうするか考えるか」「経営者だったらどのように評価していくか」など、さまざまな立場を疑似体験しながら目の前にあるトラブルを解決していきます。
人材紹介は、弊社の研修を受けている、主に30代の小さなお子様を持つ女性の方を紹介しています。子供を産んだ後もキャリアを全うしたいという、非常に意欲の高い方々ばかりで、女性リーダーの候補が非常に多く集まっています。
コンサルティングでは、マーケティング戦略、人事戦略、組織開発など価値創造する人材と組織を目指したコンサルティングを行なっております。

‒他者との差別化をはかっている点や強みは何ですか。

小早川氏:研修事業に関して言えば、他の研修よりも俯瞰力を養える点です。と言うのも、ケーススタディを通して、異なる立場からも物事の全体を見ることができるようになるため、組織全体の最適解を導き出す力がつくんです。全体最適の視点なので、マネージャーが何を優先するべきかも理解しやすくなるでしょう。そのような視点を折り込んだ上でのコミュニケーション力や、信頼関係構築力も鍛えられます。
また、物事を俯瞰できるようになることで、物事を客観的に見る力がつき、自分自身をコントロールしやすくなるという効果もあります。

‒研修サービスのクライアントはどのような方が多いのでしょうか。

小早川氏:法人向けの研修は主に管理職向けの意識変革研修を行っております。知識によるインプットではなく、経験学習サイクルに基づき思考力を向上する研修です。管理職自身が「気づき」を得ることで、部下やチームメンバーに「気づき」を与えることができ、「成長させる組織を創る人材」になってもらいます。
例えば営業で良い業績を納めて管理職になったという人は、仕事のできない人の気持ちがわからない、結局は自身の力でどうにかしてしまう人が多いのですが、チームで業績を伸ばす仕組みづくりや声がけの方法などを学習し、多様化人材のチームを育てることに特化したプログラムです。

需要と伸びていく市場に着目し、起業を決意


‒起業のきっかけについて教えてください。

小早川氏:起業する以前、私は13年間金融業界にいて、2人子供を産んだあとに仕事と家庭の両立が難しくなり、仕事を辞めました。辞めたときに、たまたま読んでいた経済紙に育休者向けの勉強会「育休プチMBA」の記事を読みました。同じビジネススクールの先輩で、現在静岡県立大学の准教授をしている国保が立ち上げた勉強会でした。そのサービスに出会い、勉強会の運営として参加し、反響が大きかったために国保とともに今の会社を起業しました。法人のクライアントが増えたこと、そして縮小していく日本社会の中でも女性の管理職やリーダーの方々のマーケットは伸びるという確信があったこと。これらが起業の決め手です。

子供を産み育てながら管理職の仕事をこなしている人というのはまだ数が少なくて、非常にマイノリティなんです。マイノリティはマジョリティと同じ戦い方をしていたら勝てませんし、マイノリティは、うまくマジョリティに理解してもらう必要がある。だからこそ組織内での信頼関係がとても重要なので、そういった意味でも株式会社ワークシフト研究所の研修が働く女性の手助けになればと思っています。

マイノリティーが活躍する社会を目指して


‒今後の目標を教えてください。

小早川氏:マイノリティが活躍を通して、日本社会をより成長させることです。その中でも、やはり「子供を持って、かつキャリアも全うする女性」の支援をしていきたいと考えています。
女性に限らずマイノリティーが活躍する社会は成熟した社会ですし、イノベーションが生まれる社会です。日本人はとても勤勉で働き者だと思います。一方で多くの会社は組織の同質性が高いためイノベーションが発揮されやすい土壌とは言えません。ここを補うことができれば、この社会はまだまだ発展していきます。株式会社ワークシフト研究所は、引き続きそういった社会作りに貢献していきます。

そのために今、女性が育休後に能力を発揮しながら働けることを目的とした、研修の講師やファシリテーターの資格制度を開始しています。この『育休プチMBA』が一種のインフラとして、「育休中に『育休プチMBA』で勉強するのが普通」と言われる段階まで広まっていけば嬉しいです。

‒ありがとうございます。最後に、読者へのメッセージをお願いします。

小早川氏:株式会社ワークシフト研究所のプログラムは、女性たちが授乳をしながら、オムツを替えながら行っています。この環境を一度見ていただくと、今までのいろいろな前提が消えて、新しいものが見えてくるでしょう。
特に男性の方は恐らくご自身の会社で働いている優秀な女性がうまく活躍できるような、そんなヒントを持ち帰ることができると思います。ご興味ある方は是非ご見学にいらしてください。

執筆=スケルトンワークス
校正=笠原

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