株式会社アーツエイハン

飯塚 吉純

ひとつの商品開発に込められた熱き物語

映像、Webコンテンツ制作で企業のPRをサポートする会社
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株式会社アーツエイハン 社長 飯塚 吉純氏のONLY STORY


パソコンやスマホを開くと必ずと言っていいほど、私達の身近に動画が溢れている。そんな動画の中で、格別に「こだわり」をもって制作している会社がある。

それが、株式会社アーツエイハンだ。アーツエイハンはクライアントと一体となり、ハイコストパフォーマンスのコンテンツを創る事を得意としている、とお話して頂いた飯塚吉純社長は、映像の現場で紆余曲折を経験していた。

ひらめきと突然の目覚め


「私は、機械が好きだったので、放送系の専門学校に入学しました。在学中はテレビ局関係の技術会社でカメラアシスタントのアルバイトをし、その会社に就職するつもりでしたが、あまりにも薄給だったので、社員100名程度の中堅の制作会社の技術部に就職しました。

しかし、あまりにも仕事がつまらなかったので、25歳の時に、現職の前身になる10人ほどの小さな制作会社に営業で転職。これが、自分自身のビジネスを知ったスタート地点でした。

「新しい取引先を開拓するのが楽しくて。26、27ぐらいの若者が一生懸命営業をしていると、おじさんたちに可愛がられて、そこそこ仕事をさせてもらいました。

ただ、『自分にはこれができる!』という武器がないことに焦りを感じていましたね。」

時代は好景気に沸く「バブル経済」の真っただ中。移り変わりの激しい川の流れに身を置きながらも、時に立ち止まって振り返ることができた。しかし、その会社も社会的な事件の巻き添えで斜陽となり、結果として第二会社的に独立する事になった。38歳の時だった。

仕事の棲み分けで受注体制を確立


同社では独創性と機動力の良さで、大手優良企業を顧客に抱えるなど成長してきた。今では、複数の大手流通グループ、大手住宅機器メーカーを顧客に抱える。また、全体の7割ほどのクライアントと直接で取引を行っているのだ。

「僕らの強みはコストパフォーマンスが良く、良いものをつくれることです。しかも、フットワークや小回りが利きます。

『商品紹介のビデオをつくりたい』という依頼では、大きな代理店を通すとマージンがかかることを理解しているお客様が、直接仕事の依頼をするわけです。

というのも、1つのブランディング(マーケティング戦略)だけでは広告代理店のメリットが出ないのです。」

さらに強みを増しているのが、同社で商標登録している「こだわり物語」のコンテンツだ。商品開発に至るまでの努力や苦悩、開発者たちの熱い思いを動画で紹介している。


「採算ではなく、これを見たお客さんとの接点ができて仕事につながるツールでもあります。

どんな会社でも商品に対して思いがあります。見えないところで開発した人、作った人がいます。作り手の気持ちを表すことができて、みんなに感動してもらいたい。全ての商品に物語がありますから」

まさに、直木賞作家・池井戸潤氏の同名小説をドラマ化した「下町ロケット」を地で行くようなコンテンツ。商品にストーリー性を持たせることによって、開発者の息吹を感じ、同社の温かさが伝わってくる。

仕事で成功する3カ条


今後の展開についてお伺いした。

「当社は、実を言うと売上何億や店舗拡大という目標はあまり掲げていません。ただ、真摯にクライアントの想いや商品をターゲットに伝えるために事業を進めていきたいです。

そして、新しい「視覚化」を考えたクリエイティブの発想の基、オリジナルティ溢れるコンテンツを提供していきます。」

そんな飯塚社長の想いが映像に深みを与え、商品がリリースされるまでの苦難の道のりをも、丁寧に描いている。

最後に若者へのメッセージを頂いた。

「自分の力で生きていける力をつけるのが大事。社会性のあることをやらないといけないと思います。独自性も大事で、最後に経済性がついてきます。

あとは①決して、ごまかさない②決して、逃げない③決して、あきらめない-。この3つをきっちりやれば、ビジネスで成功するのではないでしょうか」

経験豊富な飯塚社長だからこそ、説得力がある言葉だ。

株式会社アーツエイハンの住所や電話番号、採用・求人等が載っているホームページはこちらから↓

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