株式会社スイムテック
渡邉昂希
POSTED | 2019.03.06 Wed |
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TAGS | 従業員数:5人以下 業種:IT・情報通信業 創立:5〜6年 決裁者の年齢:30代 商材:BtoC |
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水泳に触れてもらう機会を増やすために
「スイミング情報ネット」を通して実現したい世界とはTopics
株式会社スイムテック 代表 渡邉 昂希氏のONLYSTORY
今回のインタビューは、水泳参加人口最大化を目的としたプラットフォームを構築した株式会社スイムテック代表の渡邉氏にお話を伺います。長年アスリートとして水泳に取り組んできた渡邉氏に、水泳界が直面している課題と目指すべき未来を聞きました。
「水泳参加人口を最大化させること」だけに焦点を絞る
–まずは株式会社スイムテックが手がけている事業について、お聞かせください。
渡邉氏:弊社は「水泳参加人口を最大化させる」ことを目的として、水泳の魅力を発信するプラットフォーム「スイミング情報ネット(https://swimming-info.net/)」の運営をしています。
「スイミング情報ネット」は、
1、水泳の魅力を知ることができる
2、近くの水泳教室の「特徴・魅力」がわかる
3、簡単に「体験・見学」申込までできる
これらの、一気通貫した流れを実現するためのサービスです。
–業界のなかでは、どのような差別化をはかっていますか。
渡邉氏:シンプルに「水泳特化」という点ですね。
市場だと、「習い事市場」に分類されますが、特に市場は気にしていないのが本音ですね。
「習い事市場」の中で水泳のシェア率を増やしていくというより、シンプルに水泳の良さを知ってもらって、触れてもらう機会を増やしたいというところがポイントじゃないかなと思っています。
「水泳の魅力が知れて、近くのスイミングスクールの特徴もわかって、体験申込までweb上で完結できる」この一気通貫した流れをいち早く実現したいですね。
そうすることで、「親御様・スイミングスクール様・水泳界」に喜んでもらえる世界を実現できると本気で思っています。
–御社の事業推進にあたって、一番重要視していることを教えてください。
渡邉氏:「サービスの目的」と「誰の何をどのように解決したいのか」ここを軸として考え続けること。これに尽きます。
「スイミング情報ネット」の場合は、
目的:「水泳参加人口を最大化させること」
誰:「0歳〜小学生のお子様をお持ちの親御様」
何:「web上で水泳(スイミングスクール)に関する情報が収集しづらい状況」
どのように:「web上で水泳の魅力とスイミングスクールの情報を一気通貫して提供できるプラットフォームを構築すること」
すべてここを軸に事業推進をしています。
17年間、水泳をやってきた彼だからできること
–渡邉さんの経歴を教えていただけますか。
渡邉氏:僕は4歳から水泳をはじめて、大学まで17年間水泳をしていました。正直、競技者としては、目指していた目標に届かずじまいでした。
中学や高校では全国大会に出場するのがやっとで、大学では、レギュラーに4年間一度も入ることができなかったです。
それでも、大学で、チーム一丸となって、全国総合優勝を目指して日々鍛錬したことは、僕にとって「財産」です。
本当に、水泳を通してたくさんのことを学ばせてもらいました。「水泳=青春」と言っても過言ではないでしょうね。
その後、就職で東京のwebマーケティング会社へ入社しました。
–そこでの経験が水泳の魅力を発信するプラットフォーム構築に繋がるのですね。
渡邉氏:はい。その会社で、Webマーケティングの重要性を学ばせてもらいました。
ある時、お世話になった水泳界に焦点を当ててみたんです。
すると、水泳界にwebマーケティングが浸透していない(遅れてしまっている)ことに気がついたんです。
これだけweb上で、情報が溢れる時代になりながらも、水泳(スイミング)に関する情報をwebから適切に収集することが困難になっている。
これは「問題」だなと。
であれば、
1、水泳の魅力を知ることができる
2、近くの水泳教室の「特徴・魅力」がわかる
3、簡単に「体験・見学」申込までできる
これらの、一気通貫した流れをweb上で実現するためのサービスが必要だと。
そこで、僕が作るべきだと、立ち上がりました。
よりよい未来を創造するために
–事業の展望について教えてください。
渡邉氏:様々な専門家様やトップ選手とタイアップし、水泳の魅力を配信し続けます。そして、3年以内に日本全国全店舗のスイミングスクールの魅力を配信したいと思っています。
「スイミング情報ネット」を見れば水泳の魅力情報が手に入り、スクール情報も網羅している。そんな状態になってはじめて、このプラットフォームの真の価値が発揮できると思っています。
–会社としての展望は、どのようなものですか。
渡邉氏:僕は、水泳界を本気で革新したいと考えています。革新した先がどんな風になっていくか、その先の世界がどうなるかはまだわからないです。ただ、問題をひとつひとつ見つけて解決していけば、きっと水泳界がよりよりものになる。そう信じています。
言い換えると、水泳界の問題を解決し続けていくことが僕のビジョンでもあります。必ず良い方向へ変えていきます。
–最後に読者へメッセージをお願いいたします。
渡邉氏:そうですね。「皆さん、まずは水泳に触れてみてください!」
執筆=スケルトンワークス
校正=笠原