株式会社アンドゼン
堀越 大樹
POSTED | 2017.05.24 Wed |
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TAGS | 従業員数:6~10人 業種:IT・情報通信業 創立:7〜8年 決裁者の年齢:30代 商材:BtoB |
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WEB業界を邁進しながら教育業への参入も目指す!
最新トレンドを取り入れながら、見やすいWEBと媒体Topics
株式会社アンドゼン 社長 堀越 大樹氏のONLY STORY
【経歴】
株式会社アンドゼン代表取締役をつとめる堀越大樹社長は、大学生の頃に英語教師になることを夢見てイギリスに留学した経緯を持ちながらも、帰国後に参加した起業家セミナーで起業家になることを決意。現在はWEB制作やデザイン、教育機関のパンフレットや名刺のデザインなどを手掛ける。教育への情熱は現在でも持っており、将来は子供たちの個性を大切にできる学校を作るため、企業を大きく成長させたいと考えている。
将来に対する心のモヤモヤを吹き飛ばしてくれた起業家セミナー
学生時代は、英語教員になることを希望していて、イギリスへ8か月間の留学をしたことがあります。
そこで感じたことは、日本とイギリスにおける教育制度の違いでした。
イギリスでは生徒同士が能動的に議論して成り立つ授業のスタイルが行われていて、日本の受動的な教育スタイルと真逆だったのを目の当たりにして教育の本質について考えることがありました。
帰国してからは、日本の教育を変えたいという思いを胸に高校生向けの教育イベントなどを開催したりしましたが、金収益があがらずギブアップしたという経験もあります。
私が起業というものに関心を持ったのは、イギリスから帰国した直後に、友人に誘われて足を運んだ起業家イベントでした。
そこでは、堀江貴文さんが登壇されていて、とても衝撃的な刺激を受けました。
自分の中では、就職することに対してモヤモヤとした思いがあったものですから、そのような時に、実際に起業している先輩方から色々な考えを聞けたことは、私にとってはモヤモヤを吹き飛ばしてくれる程大きな影響があったと思います。
起業のキッカケとなったのは、もしも自分が100人いたとしたら、世の中を変えられるような人物になりたいと思ったことですね。
最新トレンドと顧客のニーズを追求!
私は趣味でプログラミングをしていた経験があったため、WEBを活用したビジネスで起業することは、ごく自然な流れでした。
現在では、WEBサイトのデザインや制作をはじめ、名刺や大学のパンフレットなどの制作に携わっていますが、起業したばかりの時には顧客を見つける方法が分からず、雑貨屋さんなどに飛び込みで営業していたこともあります。
当社の「アンドゼン」という社名の由来は、個性を大切にすることを前提とし、個性の次には、何をどんな風に考えるのか?、そしてその先には何をすれば良いのか?、という意味を込めてアンドゼンにしました。
アンドゼンの由来は、当社のコアな部分になっていると思います。
アンドゼンを経営する上で他社と差別化していることは、最新のトレンドに敏感になり、お客様のニーズや希望、求めていることをとことん追求するということです。
業務を進めていく中で、お客様がおっしゃることと実際に希望されていることにズレが発生することがたまにあります。
そうしたズレは、顧客満足度に影響が出てしまうので、当社では質問の仕方を変えるなどの工夫をして、お客様が希望していることを正確に把握できるように努めています。
また、最近はパソコンだけではなくスマホで情報収集する人が増えているので、スマホでもスッキリして見やすいようなサイト制作を心がけています。
最初は顧客の見つけ方が分からず、飛び込み営業をかけていましたが、現在では50〜60社位のお客様を持つまでに成長できました。
幅広い業界からの依頼がありますが、中でも中小規模の不動産業界や美容業界、ベンチャー業からの依頼が多くなっています。
企業の成長とともに、子供の個性が生かせる学校建設も
アンドゼンの目標は、短期的には、自社サービスを展開すること。長期的な目標としては、当社はまだまだ規模が小さいので、将来的には従業員の数を増やし、いつかは上場して会社を大きくしていきたいです。
また、元々、教員になりたいと考えていた程、教育の分野にも興味・関心があるので、将来的には子供の個性をぐんぐんと伸ばせるような学校を作りたいです。
もちろん、当社が大きく成長したその先にある夢ですけれどね。
学校の建設については、私の中ではコアな部分でもあり、学校で学んできたビジネスについて教えられるような機関を作りたいという気持ちもありますし、どんな個性の子供でもイジメに合うことがないような、個性を大切にできる中学校や高校を作りたいという気持ちもあります。
私自身、高校時代にはサッカー部に所属していて、厳しいけれど、はっきりとした指導と道しるべを示してくれた当時の顧問をとても尊敬しています。
顧問がいなければ現在の自分はないかもしれないと思っているほどです。
何事も、否定ではなく肯定から入り、世界を変えられるような企業へと成長させたいですね。
☆取材・記事作成・構成=小山、平山、大海、佐久間