株式会社SPACER

松元裕介

スマホで開閉できる受け渡し用のネットワークロッカー

バーベキュー屋とミツバチ屋がはじめたロッカー屋さん
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今回のインタビューは、スマートフォンで操作するネットワークロッカーを提供する松元氏にお話を伺います。ネットワークロッカーの可能性や、起業の経緯、今後のビジョンなどについて語っていただきました。

松元 裕介氏のONLY STORY

スマホで開閉できるネットワークロッカー

–まずは株式会社SPACERが手がけている事業について、お聞かせください。
松元氏:弊社は「スマートフォンで鍵の送受信ができるの受け渡しネットワークロッカー」を提供している会社です。

使用方法としては、個人間の受け渡しはもちろん、お店の時間外の受け渡し、宅配ボックスなど、様々な用途で使っていただいています。

–業界のなかでは、どのような差別化をはかっていますか。
松元氏:ロッカー業界というのは、基本的にロッカーという形あるもの、つまりハードを売っていくビジネスなのですが、そんなロッカー業界の中で私たちはソフトに強いという特徴があります。

そもそも、ロッカー業界が日本に入ってきたのが約65年前なのですが、この業界はそこから安定的に伸び続けているんですね。そして、経営者層も60~70代の方が多いため、どうしてもソフトに弱い部分があるんです。

そんなロッカー業界と上手く連携しながらネットワークを作り、無人化を進めたり、新たな事業を展開したり。そういった世界観を作れるのは意外と私たちだけなのではないかなと思っていますね。
–御社の事業運営にあたって、一番重要視していることを教えてください。
松元氏:仕事に対しては、このロッカーに関しても、世のため人のためになるよう、より良くするためにはどうすれば良いか、というところを重要視しています。

もともと私は、人生の3分の2を占めると言われている仕事の中で、「楽しいこと、役に立つことをやっていきたい」ということを考えながら仕事を選んできました。

そのため、「ロッカーがどうしてもやりたい!」みたいな想いではなく、「みんなの暮らしが便利になったり、楽しくなったりするためにはどうしたら…」と考えて、出てきた手段としてロッカーを選んだんです。これからもみんなが便利に暮らせるようなバランスを取りつつ、事業を展開していきたいと思います。

バーベキュー屋とミツバチ屋がロッカー屋に

–起業を決意したきっかけについて教えてください。
松元氏:私はサラリーマンをやりながらも、ずっと起業をしたいという気持ちを持っていたんですね。そして離婚したことをきっかけに、背水の陣で起業の一步踏み出し、バーベキューを行う会社の立ち上げに携わりました。

当初はバーベキューのケータリングからスタートした会社だったのですが、最終的にバーベキュー場の運営まで行うようになり、年収2億の会社まで成長させることができました。

その経験から「がむしゃらでやればなんでもできるんだな」と感じ、そろそろ自分でも何かやってみたいと思うようになりました。

ちょうどその頃、私は仕事で屋上バーベキューをしていたのですが、同じく屋上でミツバチを飼う「銀座ミツバチプロジェクト」の運営者と屋上つながりで話すようになったんですね。

そこで自身の思いや、やりたいことの話をしていたら、「じゃあ一緒にやりませんか」と始まったのがSPACERで、その相手が現CEOである田中です。なので、SPACERにはミツバチ屋さんとバーベキュー屋さんがロッカー屋さんをはじめた、という少し変わったストーリーがあるんです。

設けは還元して、便利で楽しい社会を

–今後の展望について教えてください。
松元氏:短期的には、より便利なサービスにしていくために、ネットワークロッカーの台数を増やしていきたいと思います。

その中でも、人と人との時間であったり、距離感であったり、そういったもののバランスを大事にしていくことだけは忘れません。この考えはメンバー内でも共通しているものなんですね。だから私たちだけが儲けるというより、その利益をできるだけ社会に還元していくような会社でありたいと思います。

–最後に読者へのメッセージをお願いします。
松元氏:私は会社の利益をみなさんに還元して、みんなで便利な社会、楽しい社会を作っていきたいと本気で考えています。なので、みなさんぜひ、ご助力ご協力をお願いいたします。
執筆=スケルトンワークス
校正=笠原

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