株式会社ブリッジ
江川 龍
POSTED | 2016.07.19 Tue |
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TAGS | 従業員数:5人以下 業種:IT・情報通信業 創立:15年以上 決裁者の年齢:その他 商材:BtoB |
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イベントで世界をつなぐブリッジを目指して。
“つながり”で歩んだ20年。プロモーションの舞台は世界へ。Topics
株式会社ブリッジ 社長 江川 龍氏のONLY STORY
~株式会社ブリッジ 代表取締役社長 江川 龍様~
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1966年 北海道で生まれ19歳からモデル・俳優として活動を行う
1991年の秋冬東京コレクションで「KAZUTA KATO」に出演。
10年間の芸能界の経験を活かせる環境として1995年からイベント会社に就職。
軌を一にできる仲間と仕事がしたい!という想いを実現させるべく
2010年、株式会社ブリッジを設立。今後は海外にも視野を広げている。
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ショーモデルからイベントプロモーターへ。
ショーモデルを中心に活動していましたが、「10年打込んで芽が出なければ辞めよう」という思いは最初から持っていましたね。
年齢が大きな壁となるモデル業界とは違って、イベントプロモーションの仕事であれば、10年間培ってきた芸能界の経験も活かせます。
そういう意味で転職へのためらいはありませんでした。
この業界は、プロモーターひとりひとりが個人社長のような部分があるせいか、周囲には自然と独立を志す人が多かったです。
当時の私には興味のないことでしたが、「独立するためには人と人とのつながりが大切なんだな」とは思いましたね。
親睦の深い人たちが集い、独立していく。
土台には信頼関係があって、それこそが仕事を生み出すものですから。
会社が合併してからは、つながりの大切さをますます感じるようになりました。
文化も得意分野も違う2社がひとつになるのですから、社内に軋轢が生まれるのは仕方ないことなのですが、仕事に対する取り組み方にも差が出てきてしまったんですよね。
信念の異なる者同士が仕事をすると、本当に効率が落ちるんですよ。
私は、「仕事は楽しく、遊びは真面目に」がモットーなので、楽しく仕事に取り組めないという状況がストレスでした。
次第に「軌を一にできる仲間と仕事がしたい」という気持ちが強くなり、合併から5年間後の2010年に、株式会社ブリッジを立ち上げたんです。
堅独自のコネクションで全国一斉イベントを実現。
弊社では、各種イベントの企画から運営までのトータルコーディネートから、司会、タレントなどのキャスティング、パンフレット・オリジナルグッズの製作などの販促施策まで、トータルにサポートしています。
記者会見・企業内セミナー(社員向け)・周年パーティー、店頭プロモーション等の企画運営、コンパニオンの手配等も行います。
一番の強みは、全国8都市に現地協力会社のネットワークがあることですね。
弊社では、国家試験の運営も行っているのですが、北海道から沖縄までの全国一斉開催ですので、現地協力会社のネットワークは欠かせません。
こうした全国展開でのキャラバンや、全国一斉イベントなどにも対応が可能です。
また、文化財とのコネクションがあることも強みです。
昨年手がけたイベントでは、延暦寺さんにご協力いただきました。
本来は容易くお借りできるような場所ではありませんが、昔からのつながりのお陰で実現できましたね。
延暦寺に1週間泊まり込んだり、高僧にお会いして貴重なお話を伺えたり。
そんな経験はなかなかできませんから、個人的にも非常に面白かったです。
私は、イベント企画という仕事がとても好きです。
パートナー企業やクライアントとの絆が、仕事を通じてどんどん深まり、可能性も広がっていきますから。
仕事をやり終えた後の打ち上げは、最高に楽しいですよ。
問題や困難を共にに乗り越えた方々と酌み交わすお酒は一際おいしい。
「この仕事をしてよかった!」と思いますね。
20年近くこの業界に従事してきましたので、パートナー企業とは、阿吽の呼吸で仕事ができています。
今手がけている仕事の中には、最初の会社から引き続きご依頼いただいているクライアントさんも多い。
途中、東日本大震災の影響なども受けましたが、たくさんのつながりのお陰で今日まで会社をやってこられたと感謝しています。
イベントを通じて世界をつなぐブリッジへ。
今後は、国内のイベント企画を手がけるとともに、海外の企業や団体の日本展開サポートなども行っていきたいです。
まずは、既につながりのあるマレーシアでの活動を深め、タイやベトナムなどの親日国にもアプローチを広げていければと思います。
“小回りのきく総合イベントプロデュース”
という、大手広告代理店には無い弊社ならではのを強みや、国内外問わず変化するお客様ごとにのニーズに、真摯に向き合う姿勢は、失くさずにいたいですね。
“人と人、人と物、人と企業を繋げる”
という思いを込めた社名のように、自らの経験とネットワークを活かし、イベントを通じて世界をつなぐブリッジ(架け橋)になれたらと思っています。