株式会社リアルX
千葉 博文
POSTED | 2018.06.08 Fri |
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TAGS | 従業員数:31〜50人 業種:その他 創立:5〜6年 決裁者の年齢:30代 商材:BtoC |
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インターネットで、誰でも、いつでも収入が得られる
副業とは異なる、新しいプラットフォームを目指してTopics
株式会社リアルX 社長 千葉 博文氏のONLY STORY
東日本大震災をきっかけに、インターネットで働ける環境作りを目指す
株式会社リアルXは、『多様な稼ぎ方を提供し、人生を豊かにする』という合言葉を胸に、インターネットを通していつでも、どこでも稼げる手段を、多様な人々に合わせ提供し続けていくことを行っています。まずは、私がこの株式会社リアルXを率いることとなった経緯からお話ししますね。
私は、大学生の頃は特に熱中できるものがなく、基本的にはアルバイトとサークル活動がメインの学生生活を送っていました。当時インターネットやウェブには興味があったので独学でプログラミングを勉強していたところに、本格的にインターネット関連の仕事に興味を持ち始めるきっかけとなる大きな出来事が起こります。
2011年3月11日 東日本大震災
私自身の地元が被災地になり、自分にできる「復興」を考えたとき、この町で今後経済活動をする環境を作ることが頭に浮かびました。インターネットを通して働ける環境を作りたい、と心から思ったことが私の転機に。
そこからウェブ・インターネット関連の会社に就職しようと考え、リアルワールドに就職します。やがてメディア事業部の責任者を任せられたのですが、右も左もわからない状態で叱られてばかりでした。一時期は社長に対してすら心を閉ざしてしまい、コミュニケーションを取ることすら億劫になった時期も。2年以上は燻っていましたね。
それからポイントサイトの事業部に移るのですが、そこで出会った責任者が「なぜ?」と「どうして?」しか言わない人だったんです。自分から目の前の事業に向き合って数字を取りにいかなければ、ずっと疑問を投げかけられるままの毎日が続くと思い、意識を新たに仕事と向き合うようになりました。
入社したばかりの頃はインターネットで働ける環境を作りたいという想いが強すぎて、その想いに沿わない業務はやりたくないという気持ちも正直ありました。しかし、自分に与えられた仕事で結果を出さなければ評価もされず、自分が本当にやりたいこともできないと思い、数字になりそうなものは何でもやるようになったんです。
その結果、リアルXという子会社を任せられることになりました。リアルワールドグループにはリアルX以外の会社もあるため、その中でどれくらい私が食いついていけるのか期待されている部分も大きいと思います。
少額だからこそ、ユーザーのニーズに応えることができる
株式会社リアルXの事業内容を一言で表すと、「ネットを通して場所を問わず稼げる環境の提供」です。その中でも、弊社は特にウェブメディア・ウェブサイトに特化していて、具体的な内容としては、「げん玉」というポイントサイトを展開しています。
これは広告主であるクライアントからアフィリエイトなどで広告をいただき、ユーザーの成果に応じて支払ってもらった報酬の一部を、現金価値のあるポイントとしてユーザーに支払うというサービスです。このポイントは現金やマイル、各種ポイントに交換することが可能です。
この事業は、クライアントにより貢献して高いfeeをもらうほどユーザーに還元できる金額やポイントが大きくなっていくというモデルなのですが、弊社としては広告代理店を一緒に行っている状況ですね。ユーザーの努力によってユーザーも弊社も豊かになるという関係なので、弊社はユーザーがより稼ぎやすい状態を作ることに尽力しています。
ユーザー目線のメリットで言えば、場所を問わずネットを使って収入を得られるというのがとても大きい要素だと思います。たとえば主婦の方が家にいながら小遣い稼ぎをしたり、サラリーマンが空いた時間で収入を増やしたり、学生がスマホゲームの課金代を得たりと、どこでも誰でも仕事をすることができる。
いわゆるクラウドワークスのように大きな単価の仕事があるのではなく、「1ヶ月で1万くらい足しがほしい」と思う人が使いやすい少額の仕事ができるというのが弊社の特徴ですね。そういったニーズを持つユーザーが既に1000万人以上登録しています。
少額であることの利点は、仕事にそれほど専門性が求められないところにもあります。それなりの質は求められますが、ユーザーにとってもクライアントにとっても重すぎない。気軽にお金を貯めたいと思う人が1000万人いるという状況で、ここから新しいビジネスモデルを作っていけるのは大きな強みだと思います。
改めてお伝えしたいのですが、このような事業は私たちの掲げるミッションを達成するためにある。
『多様な稼ぎ方を提供して、人生を豊かにしていく』
1000万人のユーザーがいる中で、まだ稼ぎ方という部分を大きく展開できていないという課題もあります。今あるものがいつかなくなってしまうことを考えたときに、稼ぎ方の選択肢を増やすことで次の可能性に繋がっていくと思います。
また、1つの稼ぎ方が万人に向いているわけではありません。皆それぞれ状況が違うため、複数の中から選べるような環境をこれから整えていきたいですね。
選択肢を多くして、ユーザーの人生を多様化したい
今後の目標としてはまず、毎月誰でもきちんと1万円稼げるサービスを提供することです。サイトのシステムを理解できずに100円程度で諦めてしまう人をなくすための改善の余地はあると考えています。
ユーザーによって1日に使える時間や、貯めたい金額、貯め方は異なると思うので、それを把握した上で適切にサービスを使っていただけるようにしていきたいですね。
あと、ポイントって独自の面白さがあって。給料と同様、普段マッチングしないものをマッチングさせるツールなんですよね。例えば「あの植木枯れてるから片付けて」とただ言われてもやりたくないけれど、「あの植木片付けたら500円あげるよ」と言われたらやってもいいと思える。そのような感覚で、ネットを通して仕事を自由に頼めるんです。
今後、リアルXとして抱えている固定業務をユーザーに渡して、報酬としてポイントを払っていく仕組みを作れたらと考えています。具体的には、弊社でやっているユーザーサポートをユーザーに委託して、ユーザーがユーザーサポートをできるようになれば非常に良い状態になると思います。
こういった「仕事にできそうなことを仕事にしていく」ということは大事なことなんだと思っているんです。それは、おそらく自分たちの足元に目を向けたらたくさん見つかるはず。
一方、長期的なビジョンとしては、2時間で1万円を稼げるサービスを100個作っていきたいと思います。今月30万円稼ぎたいという人は、好きなときにその仕事を30個こなせばいいし、100万円欲しい人はその分こなしていけばいい。
今の社会だと、高校や大学を卒業したあとの選択肢は、正社員やフリーターやフリーランスなどさまざまですが、この中にひとつ、副業とはまた違った形で「リアルXサービス」という概念を加えていきたい。
副業というのは、定義上、本業の傍らの業務になりますよね。それとはまた違ったカテゴライズを作っていきたいと思っています。1万円を稼げるサービスが100個あったら、それはもう副業ではありません。
好きなときに、得意なことをして収入を得る。私たちは、そういった稼げるプラットホームになりたいと思います。可処分時間を可処分所得にしていくことが今のミッションなのですが、将来的には、可処分時間どころか、全部の時間を好きにしてもらえるような環境を作って、ユーザーの人生を多様化するのが目標です。
最後になりますが、読者さんの中に株式会社リアルXで一緒に働いてみたいと興味を持ってくださる方がいれば、ぜひ一度連絡をくださいね!