株式会社コンテライズ
大塚康行
POSTED | 2022.07.15 Fri |
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TAGS | 従業員数:6~10人 業種:その他 創立:7〜8年 決裁者の年齢:40代 商材:その他 |
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分析と戦略立案でニーズに応えるコンテンツマーケ
ターゲティングと最適なキーワード選定が強みTopics
株式会社コンテライズ 代表取締役 大塚康行氏のONLY STORY
綿密なヒアリングで正確なターゲティング
––株式会社コンテライズの事業内容をお尋ねします。
大塚氏:弊社の事業はコンテンツマーケティング、SEO/MEO、動画制作の主に3つに分けられます。今回はその中からコンテンツマーケティング事業についてお話します。
––コンテンツマーケティング事業はクライアントをどういう形で支援されていますか。
大塚氏:クライアントのニーズを捉え、PVやCVなどの効果の出るコンテンツ提案・制作を行っています。
最初にクライアントの目的やサイトのコンセプト、コンバージョンによって得られるベネフィットなどを入念にヒアリングします。ここで得た情報から、読者のターゲティングを行うため、ヒアリングの段階で綿密さを欠くと成果に繋がりません。その分丁寧に行っています。
次に最適なキーワードの選定を行います。まず検索意図を把握し、浮かんだキーワードがクライアントのニーズに合致するキーワードかを見極めながら選定を行います。キーワードは競合を調査したり、クライアントのコンテンツマーケティングの状況から、伸びしろがありそうなキーワードを分析し、戦略を立てていきます。そして、500名以上のライターネットワークを活かし、最適な人材をアサインし、制作を行います。
その他にも、コーディングやWebページのカスタマイズまで、検索エンジン上位表示のための施策はすべて実行できる体制があります。
––御社がここだけは同業他社に負けないと自負されているポイントは何でしょうか。
大塚氏:小さいがゆえに小回りが利く点、そしてきちんとした真摯な対応がとれる点だと思いますね。例えば、他社が最適であると判断した場合には正直にお伝えし、弊社で出来得る範囲の提案をしています。
そのような対応の積み重ねから、クライアントからの信用を得ています。事業を介してはいても、やはり人と人のお付き合いなので信頼が何より大切だと思っています。
また、小さな会社ではあっても、最新のSEOノウハウやコンテンツマーケティングを熟知しています。加えて、ライターとの提携時にはスキルチェックを行い、保有知識・専門分野を確認しているため、クライアントのニーズに沿った質の高いライターのアサインが可能です。実際に医療、転職、動物、教育、ファッションなど、広いジャンルでコンテンツの作成を行っています。
––クライアントからはどのようなお声をいただきますか。
大塚氏:これは当然と言えば当然のことなんですが、クライアントの要望とそれに対する提案をしっかり落とし込んだ文章の品質に評価をいただくことが多いです。
また、他社と比べてずいぶん対応が親身だとの声も寄せられています。適切なタイミングや頻度で行うクライアントとのコミュニケーションも高い評価に貢献しているようです。
コロナでパラダイムシフトの重要性に気付く
––起業に至る経緯をお伺いします。
大塚氏:もともと起業願望があったので、会社員時代に携わってきた経営や管理、セールス、ディレクション等々の知見を生かそうと2012年にWeb関連事業で独立し、2017年に株式会社コンテライズとして法人化しました。
起業にはやはり勇気が必要でしたが、「事業を起こすことによって、自分と関わる方々への本当の貢献ができれば」という願望が決意に変わり、一歩を踏み出すことができました。
––起業してから特に印象深い出来事を教えてください。
大塚氏:コロナ禍の経営の全てが印象深いです。
新型コロナウイルスで世の中が激変し、企業の在り方について改めて考えるようになりました。その中でパラダイムシフトの重要性に気づき、自らも大きく変わらなければと思うようになりました。そこから運営方針を、ユーザーの利益と社会貢献を追求へと大幅に変更したことは1つの転機だったと言えます。
また、信頼できる有能な仲間の存在は本当に有難く、より私を成長させてくれました。それ以後、業務に取り組む私の姿勢が大きく変わって、前向きな人間に成長できた気がしています。
利益第一より社会貢献を
––今後の事業展望をお聞かせください。
大塚氏:今後は企業のWebサイトに関わる様々なニーズに応え、課題のすべてをワンストップで解決できる会社を目指します。具体的には、今の制作事業に加えて、開発まで支援できるようになりたいと考えています。
他には、Webと離れたリアルな事業を手掛ける夢も持っているんです。例えば、資格施設やコミュニケーションスペースなどを運営していきたいです。その施設があることで地域やそこに住む人々にとってプラスになるような場所にしたいですね。
––最後になりますが、読者へのメッセージをお願いします。
大塚氏:コンテンツの有用性は言うまでもありませんが、一方で企業が伝えたい情報とユーザーが求める情報の兼ね合いが難しく、多くの企業の悩みどころになっています。プロ意識を持って業務に取り組んでいる弊社なら、きっと多くのお悩みを解決できるはずです。頼り甲斐のある会社として、ぜひご相談いただければと思っています。
執筆=増田
校正=笠原