株式会社システム技研

松原 健一

初期費用0円!月額8万からRPAで働き方改革を実現

単調なパソコン作業をロボットにお任せ!
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今回のインタビューは、ロボットによる業務の自動化サービス「RAKUPANDA」を提供する株式会社システム技研の松原氏にお話を伺います。中小企業の業務効率化をサポートする同社の取り組みや事業継承時の課題、これからのビジョンについて語っていただきました。

株式会社システム技研 社長 松原 健一氏のONLY STORY


【経歴】

1970年 長野県生まれ。2歳のときに八王子に転居。
1994年 早稲田大学理工学部卒業後、株式会社大塚商会に入社。
システムエンジニアとして、主に医療系システムの新規導入・カスタマイズ・保守運用を担当。

2001年 株式会社システム技研に入社。
客先常駐にて、朝日生命・ジブラルタ生命・かんぽ生命のシステム開発案件に13年間従事。
2014年 事業部長として社員の教育・指導・相談窓口となり、一方で社内体制の改革に着手。
2015年 6月に代表取締役就任。
現在八王子に在住。家族は妻と子供2人。
趣味は野球・ゴルフ・ボーリング・将棋。

PRA・システム開発で企業の業務改善を


–まずは、株式会社システム技研の事業内容をお聞かせください。

松原氏:弊社は業務系のシステム開発とRPAのエンジニアリングの2つをメインに事業を展開している会社です。現在は自社製品である中小企業向けRPA「RAKUPANDA」の販売・導入・運用に注力しています。

–続いて「RAKUPANDA」が誕生した背景を教えてください。

松原氏:システム技研の売上の99%をSES事業が占めている状況のなかで、とあるご縁でRPAのご依頼をいただいたんですね。

当時のRPAは、大手企業向けに管理機能やセキュリティなどが付いた高価なものばかりでしたが、ルーチンワークである事務作業を自動化できれば中小企業にもニーズがあると思い、中小企業向けのPRAサービスを開発しようと考えました。

そこでロボットを動かす機能に特化し、さらに人がいなくても24時間作業が進むようにスケジュール機能を追加してできたのがRAKUPANDAになります。

–「RAKUPANDA」はどのような業種の方が使用されるのでしょうか。

松原氏:業種・業態に向き不向きはありません。経理、給料、人事労務といった基幹業務。製造業の生産管理、小売業の販売管理・在庫管理といった事務業務に活用できます。

また初期費用は無料、月額8万円で使えますので、コスト面においても比較的ハードルは低いと思いますね。

–RPAツールを販売されている他社と比べて、御社ならではの強みはどこにあるとお考えですか。

松原氏:サポートを重要視している点ですね。

本来RPAは、導入企業様が自身でロボットの作成や運用を行うことで最大限の効果を発揮できます。しかし社内でリソースを割いてそれらを行うのは難しいですよね。RAKUPANDAを提供したいと思っているような中小の企業であれば、尚更日々の業務で手が一杯になっており導入の作業を行える人員はいないはず。

だからこそ、弊社ではプログラム開発ができるエンジニアが運用のサポートまで行うことを徹底しています。

具体的には、体験型セミナーを開催したり、クライアントのもとにお伺いして使用方法の説明をしたり、またロボット作成部分を請け負ってサポートすることも可能です。

弊社の目的は、RPAの販売ではなく、中小企業の業務効率化や業務改善でお役に立つことです。お客様によってはRPAよりもシステム作りが効率的な場合は、その都度柔軟に対応しています。

社内のコミュニケーションを大切にしたい


–松原様は2代目だと伺いましたが、事業承継されるに至った経緯を教えてください。

松原氏:先代から何回か事業承継のお話をいただいていたのですが、最初の頃は「自分は代表には向いていない」と思い、ずっと固辞していました。しかし周りの人たちに相談をしたところ「なりたくてもなれない人がいっぱいいる。そんなチャンスは無いよ。」と言われ、その言葉をきっかけに事業承継を決意しました。

2001年に中途入社以降SESでクライアント先に常駐していた私は、1年間準備期間として先代の傍らで経理のことや金融機関との付き合い方、お取引先様とのつながりなどありとあらゆるお膳立てをしていただきました。レールを引いてくださった先代には心より感謝しています。

–事業承継時に課題になったことは何かありましたか。

松原氏:今も売上の比重としてはSES事業が最も大きいのですが、事業承継時はほぼSESのみの会社でしたので、社員の帰属意識や横のつながりが薄いことに問題意識を持っていましたね。

–その問題をどのように解決されたのでしょうか。

松原氏:私自身、社員のことが分かっていなかったので、とにかく全員のことを知ろうと接点を増やしました。

お昼休みに仕事だけの話ではなく趣味の話や雑多な話をしたり、バーベキューやボーリングなどのイベントをしたり、懇親会の最初の座席では話しているのを見たことがない社員同士をあえて同じテーブルに指定したり。それらをしばらく続けていくと、だんだんと交流が生まれて、社員同士が打ち解けるようになっていきましたね。

まずは地域密着で中小企業をサポート


–短期的な目標を教えてください。

松原氏:RAKUPANDAの拡販とRAKUPANDAのサポートを行う人材の確保です。先ほどもお話をした通り、RPA導入の鍵はサポート体制だと考えていますので、積極的に採用をして、手厚いサポートを継続していきたいと考えています。

また、基本的には自社で行うつもりですが、導入サポートをサポートしてくださる企業とタッグを組んで、さらに拡販につなげていければと思っています。

–社会の中でどのような企業でありたいとお考えですか。

松原氏:弊社は八王子にある企業なので、まずは地域に密着をして、私たちの取り組みを通して地域活性化を目指していきたいと思います。そしてゆくゆくは八王子に限らず、世の中のがんばっている中小企業のお役に立てる企業に成長したいと思いますね。

–ありがとうございます。では最後に、読者へメッセージをお願いします。

松原氏:私個人として、人とお会いし話を聞くことで、刺激を受けたり勉強をしたいと思っておりますので、気軽にご連絡くださると嬉しいです。

また人手不足で困っている、働き方改革といっても何をしてもいいかわからないといった企業様、またお困りごとがなくても話を聞いてみたいという方もお声がけください。お待ちしております。

執筆=山田
校正=笠原

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