株式会社MTA
秋山 政由
POSTED | 2019.11.11 Mon |
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TAGS | 従業員数:5人以下 業種:その他 創立:9〜10年 決裁者の年齢:その他 商材:BtoB |
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顧客へのフォローを大切にした海外商材紹介サービス
ネットワークを広げることで、広い視野で経営を行うTopics
今回のインタビューは、海外企業の商材紹介や海外企業とのマッチングサービスを展開する株式会社MTAの秋山氏にお話を伺いました。海外に目を向け、広い視野を得ることが日本の発展に繋がると考える秋山氏に同社の取り組みや今後の展望について語っていただきました。
株式会社MTA 社長 秋山 政由氏のONLYSTORY
海外商材の紹介やマッチングを行う
–株式会社MTAの事業内容を教えてください。
秋山氏:株式会社MTAは海外商材の紹介や海外企業とマッチングサービスを展開している会社です。具体的には海外企業の商材を国内企業に紹介して、その後の支払いや物流、クレームなどのフォローアップまで一貫してサポートしています。
現在メインで行っているのがプラスチック成型という加工サービスと電子部品、そしてアメリカの投資用不動産の紹介です。
–ありがとうございます。お話にありました投資不動産について詳しく教えていただけますか。
秋山氏:はい。投資用不動産のメリットは大きく2つあります。1つが税金対策になること、もう1つが資産運用として活用できることです。
前者に関しては、これまで所得の50%が所得税として引かれていたクライアント様が、30%の削減つまり税金としては20%支払うだけで済むようになり大きな税金対策に繋がったという事例があります。後者に関しましても、低いリスクで安定した資産運用ができるようになったとお喜びの声をいただいていますね。
‒他社との差別化をはかっている点や強みを教えてください。
秋山氏:投資用不動産については、大手企業と異なり販売している数が少ない分、クライアント一人一人に向き合ってサポートができる点が強みだと感じています。
大手企業ですとどうしても顧客へのサポートが手薄になってしまう場合もあるんです。その点弊社では例えば、支払いや契約に関しても株式会社MTAが直接に現地の不動産屋とやりとりをするので、しっかりとしたサポートが行えます。
もう1つの強みとしては、私自身が不動産運用を行っているからこそ、買い手としての視点で紹介ができる点です。善し悪しを含めた運用のノウハウを持っていますので最適な提案ができると思います。
50歳を前に独立の決意を固めた
‒起業に至った経緯について教えてください。
秋山氏:40代後半になって、「このまま会社勤めをしていてもいいのかな」という気持ちが強くなってきたことが起業のきっかけです。
私にとって「会社勤め」は自分の時間を売ってその分お金をいただいているという感覚がありました。仕事に熱中していればそう思うことも無かったのかもしれないのですが、会社員としてそこまで業務に熱中できなかったということもあり、年齢を重ねて「例え収入が減っても自分自身で何か仕事をやってみたい」と思うようになりました。
もともと独立志向はあったので、「行動を起こすならこのタイミングだ」と考え、50歳になる前に起業を決意しました。
面白いと思ったものを扱っていきたい
‒今後の目標について教えてください。
秋山氏:これからはどんどんネットワークを広げて、おもしろそうなものを取り扱っている企業様とお取引をしていきたいと思っています。
分野は絞らず何でも手がけたいと考えていますが、今注目しているのはデジタルの方面ですね。中でもアプリケーションやソフトウェア関係などは市場も需要も拡大傾向にあると思います。そこで生まれる海外の商材、例えば海外で作られたアプリを日本で紹介していきたいですね。
そのためにも自分自身のコミュニティを広げ、英語のコミュニケーション能力の向上を図っていきたいですね。そしてその後は日本企業や個人の方が、もっと海外にネットワークを広げられるようなお手伝いができればと考えています。
日本はもともと島国なので外に目を向けようとしない気質があると思いますが、外を見ることがこれからの日本の発展に繋がっていくと思うんです。だからこそ海外の事業を国内に取り入れて、企業が海外に目を向けられる環境を作っていきたいと考えています。
‒ありがとうございます。最後に読者の方へメッセージをお願いします。
秋山氏:売上や戦略にお悩みを抱えている企業の経営者の方へ、是非一度海外の商談やサービスに触れてみませんか。それによって思考が広がり、経営改善にも繋がってくると考えています。
実際に商材を使わないとしても、視野を広げるきっかけになると思うので、是非お気軽にお声がけいただければと思います。
執筆=スケルトンワークス
校正=笠原