株式会社ミネルバ

宮本茂紀

可能性は無限。若者たちよ、挑戦せよ。

日本人初の家具モデラーが描く、「職人」の在り方とは。
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口コミや評判だけではわからない、株式会社ミネルバ 宮本 茂紀社長の物語

~株式会社ミネルバ 代表取締役 宮本 茂紀様~

2人の恩師が道を築いてくれた。

家具の世界をリードするイタリアにおいて、最も重要視される技術者「モデラー」。
その国内第一号として、今日まで多くのデザイナーや建築家と共に、様々なイメージやデザインをカタチにしてきました。
最も印象に残っているのは、赤坂迎賓館の建築時に参画できた事ですね。
当時一番の若手でしたので、胸が熱くなったのを覚えています。
 
さて、私がモデラーになるまでには、2人の恩師の存在があります。
一人は中学校の時の担任の先生です。椅子職人の子どもだった先生は、私にものの見方や表現の楽しさなど、たくさんのことを教えてくださいました。
元々ものづくりや、ものの観察をするのが好きでしたが、先生のおかげで、多角的にものを見る面白さを感じるようになりましたね。
中学卒業後、静岡から上京したのも、先生が「椅子職人にならないか」と声をかけてくださったおかげでした。
 
もう一人の恩師は、椅子職人の親方です。
職人というと、頑固一徹!というイメージがありますが、私の親方は、こちらが提案したことを柔軟に受け入れてくださる人でした。
職人には、「自分が良ければ良いんだ!」という方がよくいますが、私は「評価というのは周囲がするものだ」という風に考えていて、その根幹を築くきっかけをくださったのが親方だったと思います。
 
1967年に東京都品川区に「五反田製作所」を創業してからは、渡欧をしてイタリアやドイツのメーカーで本格的なモデラー修行をした訳ですが、思い返すと、2人の恩師が私の道を築いてくださったなと感じますね。

常に改良を重ねる職人であれ。

ミネルバは、「椅子張り技能士」や「木工技能士」など、国家資格取得者をはじめとした、各分野のプロフェッショナルが揃う職人集団です。
主に椅子やソファーの特注家具の製作、修理・修繕を得意とし、家具分野においてトップクラスの企業であると自負しています。
 
修繕分野でこれまで手がけて来たものの中には、「白洲次郎氏がマッカーサー元帥に送った椅子」、「鹿鳴館で使われていた椅子」、「国会議事堂の本会議場の議員席」など、国宝級に近いものも多いんですよ。
 
こうした貴重な品物の修復はもちろん、お客様が本当に心地良いと感じられる椅子を作りだすためには、素材に対する強い想いや知識の深さが大事です。
今は、人間工学に基づいて作られた椅子も多いのですが、ものづくりは全てを数値化できるものではないので、素材の良さを活かした座り心地などを実現できるのは、職人一人ひとりが幅広い知識と高度な技術を持っているからに他なりません。
 
私は、多方面での知識と全ての技術を持ってこそ職人だと思うんです。
私の修業時代は、室内装飾や椅子張り業を任されたら、ファブリックな作業は何でもしましたし、木工的な仕事も自分でやりました。
ところが産業化が進んでからは、作業が分担化され、一人が創造できる範囲が狭まってしまった。
自分の思ったものを、自分の手で形にできるのが醍醐味なのだから、クリエーターの想いや考えをいかに形にするかを考えながら、過去の反省や迷いを含めて常に改良を重ねて行く精神が、職人には大事だと思いますね。

可能性は無限大。一生挑戦し続けたい。

上京から数年。
私もすっかり年をとりました。いつ天へ旅立ってもおかしくない。
だからこそ、一生挑戦し続けたいと思うんです。
 
今、いくつかの事業にトライしています。リリースを予定しているのが、「素材一つ一つにストーリーがある椅子」です。
たとえば、パリの凱旋門などに縁のある木を木片にした椅子や、新潟の県木などを使った椅子というような、素材に想いを馳せながら使える椅子ですね。
家具と言うのは、ひとつのファッションですから、これまでになかったような新たな椅子を創っていきたいですね。
 
若い職人にもよく話すのですが、やりたいことがあったら、その思いを持ち続けることが大事。
常識に囚われて、できないと断定してしまってはもったいない。
可能性は無限大ですから。
ミネルバの中にも、教材になるものはたくさんあります。
大事なのは、本人がそれを意識できるかどうかなんですね。
思いを持ち続けることで、自ずと自分の道が見えてくると信じて、自らの器と感度を磨き続けてほしいと思いますね。
 

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