合同会社Rebellion

柴田修平

本当の「カッコいい」とは何か。

サービスの根底は「裏切ること」
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今回のインタビューは、合同会社 Rebellion 社長柴田修平氏と Rebellion が運営する美容室阿佐ヶ谷 3349 の次期店長に就任することが決まっているAsuna氏にお話を伺います。

月に 1 度サロンを開放し、ゲストと酒を酌み交わすイベント「bashodake」(“場所だけ”は提供するので後は自由に語りあおうという意味から)を開催、既存のヘアカタログに疑問を持ち、出版社と掛け合い、独自のヘアカタログを作りあげる、など常に業界では珍しい試みを展開している Rebellion。事業に込める柴田氏の想いや、入社 1 年未満、21歳という若さで次期店長就任が決まったAsuna氏の考えに迫ります。



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合同会社Rebellion 代表取締役社長 柴田修平氏のONLY STORY


【経歴】
山梨県出身。山野美容専門学校高等課程卒業。東京原宿の美容室にてトップスタイリスト兼店長を経験したのち阿佐ヶ谷にて独立。美容室「阿佐ヶ谷3349」を立ち上げる。女性モード社書籍『ヘアカタ。』プロデュース。オリジナルシャンプー、化粧品開発、イベントの企画立案など活動は多岐に渡る。美容室「阿佐ヶ谷3349」を運営する合同会社 Rebellion 社長、バー「阿佐ヶ谷 LAND」を運営する合同会社 seele 代表を務める。 

「裏切る」ということ

ーー御社のサービスを一言でおねがいします。

柴田氏:お客さんのニーズを理解し、裏切る、ですかね。

ーーもう少し詳しく聞かせてもらえますか?

柴田氏:たとえば、美容室全般が使っている集客媒体にリクルートさんのホットペッパービューティーというものがあります。他社さんが「質感最高のカラーを提供します」とか「リラックスできる上質の時間を」と書くようなところを、うちは全て広東語で書き、読めないようにしています。

ーー広東語ですか?

柴田氏:はい。通常「何で広東語なんだよ?」となるわけです。「読めないと意味ないだろ?」と。でも「広東語で店の紹介をしている奇妙な場所へあえて行く、それが面白い」と考えるお客様もいると思うんです。多数派を理解し、少数派へ行くと言いますか。

ーーなるほど。裏切るとはそういうことですね。

柴田氏:お客様のニーズを深く理解した上で、それをいい意味で裏切っていくのが大切かと。

ーーメインで美容室を経営されている合同会社 Rebellion さんが、社内で大切にしている文化を教えてください。

柴田氏:文化?

ーーかなり尖った美容室だと感じたのですが……。

柴田氏:我々のような中小が大手の真似をしていても生き残れない。生存を真剣に考えると「尖った」「インパクトのある」という形を取らざるを得ない。結果そうなる、という感じです。

ーー大企業が保守的になるところを中小は攻められる。

柴田氏:いえいえ、大企業でも中小でもその会社にあった生存方法を真剣に考える。うちがそうした場合、「尖る」「インパクト」を最大化するというのが必須になるという感じです。

ーー他の事業においてもやはりそうですか?Rebellion の他にも経営に携わっておられる会社がありますよね。

柴田氏:はい。合同会社 seele は南阿佐ヶ谷にあるバー阿佐ヶ谷 LAND の経営とイベント運営がメインです。他にもう1社、映像会社を現在準備しているところです。

ーー他の会社の経営においてもやはりインパクト重視ですか?

柴田氏:はい。例えば阿佐ヶ谷 LAND の内装は全てピンクです。

ーー視覚的なインパクトはやはり大切ですか?

柴田氏:もちろんそうですが、視覚だけではないですね。阿佐ヶ谷 LAND に関しては、4 人でそれぞれ 1 円、資本金4円で起業しました。1000円ではダメなんです。1 円というインパクトが大事だった。さらにオープニングイベントで数百万売上げ、それを運転資金としました。もう3年目ですが、順調です。つまり「起業は高尚なもの、難しいもの」と思われているところを、あえて 1 円ずつで作り、「起業は難しいものではなく気合と根性で何とかなるんだ」というインパクトを作る。実際、起業は難しい側面もあるし、気合と根性ではどうにもならないところもありますが。

ーー入社して 1 年ほどしか経っていないAsunaさんを店長にするというのもかなりインパクトがありますよね。

柴田氏:それもありますが、一番は本人がやらせろと言ったので。

ーー若い力を活用して……。

柴田氏:いえいえ、若い力でも老いた力でもいいんです。完全に人です。客観視できる人、自分を疑える人。

ーーAsunaさんはそういう人だと。

柴田氏:その素質があると思います。 

「やりがい」「楽しい」を越えるもの

ーーそれでは店長就任予定のAsunaさんに聞いていきたいと思います。どうして店長になりたいと?

Asuna氏:先輩たちが効率よく仕事ができていないな、おかしいな、と感じることが多かったからです。

ーーそこを改善していきたい、と。

Asuna氏:はい、みんなが気付けないなら、私が言ってまとめた方が早いと感じました。

ーー学生の時からそういう時に「やりがい」を感じるタイプだったんですか?

Asuna氏:学校ではおかしいと思うことはあっても指摘はしなかったですね。

ーーその違いは何でしょうか?

Asuna氏:学校は先生も含め多数派の考え方でまわっている場所なので、多数派はそれでいいならそうやればいいと感じていました。私は私で脅かされない場所はキープできていたので。

ーー今は違う。

Asuna氏:はい、お金を頂いて働いているので、お金を生み出すために必要でないもの、必要なものはきちんと言わないといけない。

ーーなるほど。合同会社 Rebellion で働くようになり、当事者意識が芽生えた、ということですか。

Asuna氏:そうですね。普通美容師の 1 年目は修行修行でほとんど何もやらせてもらえませんが、ここではいろいろなことをやらせてもらえます。会社が生き残るためにどう考え、どう行動すべきかをいつも考えさせられます。

ーーAsunaさんお仕事、楽しそうですね。

Asuna氏:楽しい……、のかなぁ。毎日考えさせられることばかりです。

ーー店長になったら、どんなカルチャーのお店にしていきたいですか?

Asuna氏:ないです。カルチャーはすでにあるので……。

ーー柴田さんから受け継ぎたいものはありますか?

Asuna氏:システムの作り方、生み出し方などを学んでいきたいと思います。

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生存する「為」の会社

ーー柴田さん、そういう見方ができるからAsunaさんを店長にと考えたのでしょうか?

柴田氏:それもありますが、繰り返しになりますが、本人がやりたい、と言ったからです。任せて失敗したとしてもそれに耐えられる会社でないと強くなれない。基本的に最初はやりすぎぐらいがいいと思うんです。やりすぎて悪いことはない。ダメなら戻ればいい。そのほうが長い目で見て中途半端にやるより絶対によい。

ーーAsunaさん、店長をやっていく上で難しいだろうなと感じているところはありますか?

Asuna氏:私はまだ売上などの数値で結果を出せていない。その中で先輩たちに話を聞いてもらい、動いてもらう説得力をどうつけるかが課題です。

ーー結果を出していくしかない、と。

Asuna氏:いえ、結果や経験以外での説得力を模索しています。

ーー最後に柴田さん、読者にメッセージをお願いします。

柴田氏:この記事を読んで、面白そうだな、多少リスクを背負っても一緒に新しいことをやりたい、と思ってくれる方たちと出会えたら最高です。 

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