一般社団法人FLCエンターテインメント
高岡若葉
POSTED | 2019.10.10 Thu |
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TAGS | 従業員数:5人以下 業種:飲食・サービス 創立:5〜6年 決裁者の年齢:60代 商材:その他 |
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感動を与えるパフォーマーをワンストップで派遣
エンターテインメントはコミュニケーションツールTopics
今回のインタビューは、イベントや社内企画に最適なパフォーマーを派遣する一般社団法人FLCエンターテインメントの高岡氏にお話を伺います。エンターテイメントの可能性について語っていただきました。
一般社団法人FLCエンターテインメント 社長 高岡 若葉氏のONLY STORY
【経歴】
東京都出身。小学4年からバスケットを始め、中学では副部長、高校ではキャプテンを務めた。教育者だった父親の影響で中学時代から教育に興味を持ち、幼児教育専門学校卒業後、世田谷区の私立幼稚園教諭を5年間務める。その後、自分の世界の狭さを感じ、退職。内装屋に勤め、結婚。出産とともに退職。
3人の娘を育てながら、㈱ダスキンへ就職。離婚後、ダスキンフランチャイズ店店長からダスキン南田中支店へ移籍し、メリーメイド事業責任者を務める。この間に、仕事を通じて初めて目の前で見たマジックに魅せられて自身もマジックを始めるが、メリーメイド事業が忙しくなり、マジックを辞めようとしていた時に、アメリカのマジックキャッスルへの出演オファーがあり、人生一転、仕事を辞めてプロマジシャンへ転向。
2013.2014年と連続して、アメリカハリウッドにあるマジックの殿堂「マジックキャッスル」に出演。2015年にはメキシコで開催された世界大会にゲスト出演。日本では、2013年から5年間、毎月定期的に自主イベントを開催。多くのファンを作り、2018年11月に一般社団法人FLCエンターテインメントを設立。マジックだけでなく、多くのエンターテインメントを体験できる場所を増やそうと、パフォーマーの派遣を始めた。
コンテンツとパフォーマーの多さに自信
–一般社団法人FLCエンターテインメントの事業内容を教えてください。
高岡氏:弊社は、イベントや企業の周年パーティーなど、人々が集まる行事の余興のひとつとして、パフォーマーを派遣する事業を展開しています。
ひと口にパフォーマーと言ってもいろんなジャンルがあるため、企画や日程調整に頭を悩ませている幹事の方は多くいらっしゃいます。
そこで弊社は、予算や日程、目的などをお知らせいただくだけで、最適なパフォーマーを提案し、ワンストップで派遣させていただいております。
–どういうジャンルがあるのでしょうか。
高岡氏:代表的なものはマジックで、お客様の目の前のテーブルでお見せするクロースアップマジックや舞台上で演じるステージマジック、さらに大掛かりなイリュージョンなどがあります。
また、ピエロが登場するショーや催眠術のほか、観客に扮したオペラ歌手が急に歌い出すフラッシュモブのオペラ版やモノマネはとても人気ですね。
それ以外にも様々なジャンルのパフォーマーがいます。
–お客様の声はどういったものでしょうか。
高岡氏:「生で見るとこんなに楽しいものなんですね」と、至るところで必ず言っていただいてます。
結婚式への派遣では、参加された方から「こんな素敵で楽しい結婚式は初めて」とお礼を言っていただきました。新郎新婦と弊社ともども、こんなに嬉しいことはありませんね。
また企業の周年パーティーにおいても、ご依頼主の社長さんから「参加者のほとんどがマジックを生で見るのは初めてで、本当に面白かったと喜んでくれた」と、お喜びのお言葉をいただきました。
–御社の強みを教えてください。
高岡氏:コンテンツの多さと手配できるパフォーマーの多さ、そして客層や内容、要望に必ず応えられる派遣の質だと言えます。
また、パフォーマーの質においても自信を持っており、想定外にお子さんが多い場合や酔客がいる場合でも、臨機応変に対応ができます。
マジックの感動を多くの人に届けたい
–起業に至ったきっかけを教えてください。
高岡氏:私自身、初めて生で見たマジックの感動が忘れられず、より多くの人に見てもらいたいと思ったことが大きなきっかけです。
しかし、実際にマジックの世界に入ると、腕はあるのに営業がうまくいっておらず、イベント会社から声がかかるのを待つだけのパフォーマーが多いことを知りました。
そこで、私自身がパフォーマンスをするよりも、営業側として彼らを支援した方が、より多くのエンターテインメントを世に提供することができると考え、起業に至りました。
–初めて生でマジックを見て感動したときの話をお聞かせください。
高岡氏:それまでマジックはテレビでしか見たことがなく、編集をしたりサクラを使っているものだとばかり思っていたので、生のマジックで私しか知らないはずのカードが浮き上がったときはとても驚き、興奮しました。
また、マジックは、見ず知らずの人たちと感動を共有し、打ち解けることができるコミュニケーションツールでもあることを知りました。
エンターテインメントをもっと身近なものに
–今後の目標をお伺いします。
高岡氏:今はパフォーマーを呼べることさえ多くの人が知らない状況ですが、今後はアメリカのように、エンターテインメントを気軽に見ることができる機会や場所をもっと増やしたいと思っています。
–そのためにはどうすればいいと考えていますか。
高岡氏:私は「思いがけず」という言葉がキーワードになると考えています。
自分で申し込んだわけではなくても、参加した集まりで意図せずにたまたま見たという「思いがけない機会」が大切です。
そのときに喜んでいただければ、また呼んでもらえたり、実演を見に来てもらえると思いますので、まずは地道にその機会を積み重ねて行こうと思っています。
–ありがとうございます。最後に、読者へのメッセージをお願いします。
高岡氏:会社の楽しさや福利厚生を社員やそのご家族にアピールする意味でも、弊社が提供するエンターテインメントをツールの一つとして考えていただけたら嬉しいです。
執筆=増田
校正=米山