株式会社キャラバン
東 貢一郎
POSTED | 2017.10.12 Thu |
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TAGS | 従業員数:11〜30人 業種:卸売業・小売業 創立:11〜14年 決裁者の年齢:40代 商材:BtoC |
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アニメグッズの制作×企業ノベルティの二刀流!?
企画から物流までワンストップで行います!Topics
株式会社キャラバン 社長 東 貢一郎氏のONLY STORY
中古車輸出からフィギュアの制作へ
僕はもともと、新卒でエンタメ系のベンチャー企業に就職、その後仲間と中古車の輸出会社を運営。
ここで代表を担っていました。
現在は株式会社キャラバンの代表ですが、道のりには様々な紆余曲折がありました。
順にお話したいと思います。
中古車輸出の会社は、会社とはいえ小規模なもので、仲間が生活できるお金をなんとか稼ぎながら、自分自身は海外に面白い車を売りたいという考えで、始めたものでした。
僕はその会社の代表を務めながらバックパッカーをして世界を見て周っていたのですが、ある時会社に危機が訪れました。
それが、リーマンショックです。
リーマンショックの影響で円安になると、それまで輸出していた車が全く売れなくなってしまったんです。
その頃僕はペルーにいたて、もう少し旅する予定だったのですが、帰国。
仲間が生活できる資金を稼ごうと、株式会社キャラバンの親会社である株式会社エートゥジェイから仕事を受けていたこともあり、最終的に自分の会社をたたみ、エートゥジェイに参画することになりました。
当時、主にWEB関連のプロモーション支援や制作を行っていた株式会社エートゥジェイで、営業活動もしつつ、社内制作スタッフの採用や、新商品の開発など仕事内容は多岐にわたりました。当時はとにかくがむしゃらに頑張りましたね。しかし既存の事業領域だけではスピード感が出ないということもあり、何か新規の事業を立ち上げようという話が持ち上がっていた中で、
ある日営業マンが面白い案件を取ってきます。「アニメのグッズやフィギュア制作」の仕事です。
それまではWEB関係の仕事が大半だったので、いきなり物作り、それもフィギュアなど、全くもって勝手が分かりません。
お客様にご迷惑をおかけすることもあり、事業的にも本当に難しい時期がありました。
しかし少しずつ社内にノウハウをためることにより、グッズ制作系の案件が増えていったんです。
やがてその仕事がメインになっていき、WEB関係の会社であるエートゥジェイと会社を分けることになりました。
その時分社化されできたのが、株式会社キャラバンです。
アニメグッズ制作の経験を生かして企業ノベルティを制作!
キャラバンの制作事業は大きく分けて会社設立時から続くアニメ、キャラクターグッズ制作と、企業ノベルティの制作です。
僕たちのグッズ制作は、企画からデザイン、制作までを全てワンストップで行えるという特徴があります。国内外に提携の工場があり、自社でデザイナーを抱えているので、他社よりもスピーディーにクオリティーを保った制作ができるんです。
また、「ココラボ」という自社のECサイトも持っているので、直接お客様の手元に商品をお届けすることも可能なんですよ。
その商品も、社内にはアニメやゲームが大好きなメンバーが多いこともあり作品のファンを意識したものに仕上がっています。
例えば、財布など普段使うものには、オタばれしないようにあまりデカデカとアニメキャラクターを乗せたくない、けど分かる人には分かるような商品が欲しいというニーズがあります。
これらを、僕たちなら生地の色やチャームなどの細部にこだわって、絶妙に”分かる人には分かる”商品を提供することができるんです。
スピーディーに制作でき、かつお客様に喜んでいただける商品を提供できる。
それがキャラバンのグッズ制作事業です
最近では、アニメや映画、アーティストグッズ制作で培ったノウハウを駆使し、企業ノベルティ制作にも力を入れています。
何百店舗もあり何万人も社員がいる大企業でも、ノベルティのことはよく分からないので有名な広告代理店に広告と一緒に一括してお願いしていたり、既存のボールペンの名入れなどカタログ形式のノベルティー会社お願いしていて、いつも同じようなノベルティーになっていたり、コストが余計にかかっていたりする会社様も多いんです。
キャラバンなら自社でグッズをゼロから制作してきた経験があるので、例えば創業50周年記念のノベルティを作りたいという会社様なら、どんなコンセプトで作るのか、どういった物を作りたいかということを丁寧にコンサルティングして制作することができます。
また、自社のECサイトで販売する商品の倉庫も持っているので、物流にまで関わることができます。
作って納めて終わりというノベルティ制作会社が多い中で、キャラバンは企画から物流まで請け負うことができるのが強みですね。
ノベルティや社内備品などでお悩みの際には、是非とも僕たちにご相談ください。
これからのものづくりに関わっていく
今後はグッズ制作とノベルティ制作の幅をさらに広げていきたいですね。
様々な業界の物作りに関わっていきたいと思っているんです。
音楽業界の話でいうなら、今CDの売り上げがひと昔前に比べてかなり厳しくなってきていると思います。
そんな中で、いままでCDを売るために行ってきていた、ライブや物販の領域が見直されている状況下にあると思います。
ものづくりという分野において、まだまだ僕たちが入っていける領域はあるんじゃないかと思うんです。
また、親会社であるエートゥジェイがWEB関係の会社であることを生かして、シナジー効果を生み出すことも期待できると思っています。
例えばアニメのグッズ販売の業界は、意外とWEB分野では遅れている状況もあります。
まだまだ小売店やイベントで販売するくらいで、ネット販売が今のスマホ時代に最適化された状況にはなってないと思っています。
買う人は比較的メディアリテラシーが高いはずなのに、しかたなくがまんしているようなこともあると思います。
このような状況もうまく改善していきたいですね。
とはいえ、今の会社があるのも、目標を掲げられるのも社員の協力があってこそ。
今後はよりキャラバンを大きくしていきたいと思っていますが、僕一人ではできません。
僕自身、新卒からベンチャー企業で働いているので、ベンチャー企業ゆえの辛さや喜びも分かります。
社員のみんなが楽しみながら成長していける、そんな会社にしていくことが僕の一番の目標です。