株式会社ティーズラボ
木元薫
POSTED | 2015.07.31 Fri |
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TAGS | 従業員数:11〜30人 業種:人材(採用・派遣) 創立:15年以上 決裁者の年齢:その他 商材:BtoC |
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“夢を与える”テレビ業界でイキイキと働こう!
優秀なスタッフを派遣し続ける会社のコミュニケーション術Topics
株式会社ティーズラボ 社長 木元 薫氏のONLY STORY
人気番組の影に『ティーズラボ』あり!
番組制作スタッフの派遣業務を主に行っている株式会社ティーズラボ。
制作に携わる番組はキー局の超人気番組から有料放送までと幅広い。
今回はそんなティーズラボの木元薫社長にお話を伺った。
「アシスタントプロデューサーやアシスタントディレクターなどの
テレビ番組に特化したエキスパートをテレビ局に送り込んでいます。
各局にティーズラボの社員が出向する形で、番組制作に
携わってもらっています。
社員はティーズラボの看板を背負って一生懸命、本当に
一生懸命頑張ってくれています。そこが一番の良さだと
思っています。社外からよくティーズラボの社員の話を
聞くんです。『ティーズラボ知ってるよ』とか、
嬉しいお言葉をいただくことが本当に多くて。」
社員の8割は女性であることもティーズラボの特徴の一つである。
「彼女たちには日頃から『結婚して子どもも産んでね。
それでまた働きたかったらいつでも戻ってきなさい。』
と伝えています。」
“ポジティブメール”でコミュニケーション
「社員からは、毎日必ずその日の仕事に関する報告メールを
もらうようにしているのですが、そのメールにはルールが
一つだけあります。それは、『メールの最後は必ずポジティブな
言葉で締めくくる』ということです。
テレビ業界はハードな仕事が多く、当然ネガティブな気持ちにも
なります。でも、たとえ小さなことでもポジティブな要素を見つけて
文字にすることで、よかったことをみつけるきっかけになるんです。
『先輩に怒られたけど、大好きなタレントさんを見れたからよかった!』
でもOK。少しでもポジティブになれる機会を提供できたらいいなと
思って続けているルールです。」
月に一度は、給与明細を渡すなどの何かしらの理由をつけて
社員に会いに行く。
「社員が元気に働いている姿を見ると、こっちも元気になります。
出向という形で仕事をしてもらっていますが、だからこそ社員との
コミュニケーションは特に大切にしています。」
“言葉の力”を大切に
昔から、自分は普通のOLには向いていないだろうと
思っていたという木元社長。
「高校生で身長が168センチくらいあって、それに加えて
学級委員もやったりしていました。昔から良い意味でも
悪い意味でも目立っていましたね。(苦笑)」
テレビの仕事にはその頃から興味があった。
まさに今、夢を叶えたことになる。
「私の母も起業していたのですが、志半ばで亡くなって
しまいました。尊敬する母の遺志を継ごうと思ったことや、
新卒で入社して長年勤めた会社が倒産したことが起業を
決意するきっかけになりました。」
そんな木元社長が大切にするのは『言葉』だ。
「毎年、手帳に良いと思った言葉を書き記しています。今年の
手帳に書いた言葉は『当たり前の仕事を、当たり前でない情熱でやる』。
アシスタントディレクターは雑用も多い仕事。だからこそ目の前の
仕事を情熱を持って取り組むことを忘れてはいけません。
社員にもそれぞれ今年の目標を書かせていますよ。
なんでもいいからって。」
清潔感あふれるスタイリッシュな会社に
最後に、ティーズラボの目指す会社像についてお聞きした。
「ティーズラボができて丸5年。会社カラーが定着してきたと
思っています。今後の目標としては、今構築されている基盤を死守して、
安定し続けること。そして、長期的にはソフトウェア業界にも
進出していきたいです。ソフトウェアにはテレビと似ている
ところもあるし、可能性も感じます。
目指すは、おしゃれかつユニークで、仕事もできるスタイリッシュな
会社!徹夜続きのイメージがこの業界にはありますが、汚い身なり
ではなく、きちんと清潔感を持って仕事をし続けたいです。」
編集後記
「話の内容にオチをつくれ」と常に社員へ伝える木元社長の話は
とても面白く、インタビューは笑いに溢れたものであった。
社員との距離が近いことは、特に印象的だった。実際に
インタビュー時に目の当たりにした社員とのやりとりや、
社員への想いを語る木元社長の眼差しを見て、ティーズラボでは
社長と社員とが一つの’‘家族”のような存在であるのだと感じた。