株式会社エンジン
常盤 亮太
POSTED | 2017.06.01 Thu |
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TAGS | 従業員数:11〜30人 業種:飲食・サービス 創立:7〜8年 決裁者の年齢:40代 商材:BtoB |
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社会を動かす「エンジン」に!超えることで恩返しを!
コールセンターを主軸としたマーケティングTopics
株式会社エンジン 社長 常盤 亮太氏のONLY STORY
【経歴】
1983年、埼玉県出身。2004年、株式会社サウザンドクレイン入社。創業当時はバイトのオープニングスタッフとして入社し、大学4年次に卒業を諦め、正社員に。入社から7年をかけて、2011年 12月に取締役まで登りつめると、2016年11月1日には株式会社エンジン enJIN Co.,Ltd(http://enjin.co.jp/)を立ち上げて、独立。前職のノウハウを生かして、テレマーケティングを行なっている。
大学中退から取締役へ!成長の中で感じた憧れ
実家は埼玉で、大学3年生時まではそこで暮らしていたのですが、3年生になったときに、実家を離れて東京暮らしをすることになりました。その時にアルバイトを探したのですが、人間関係に苛まれたくなかったので、オープニングスタッフの募集をタウンワークで探したところ、前職の株式会社サウザンドクレインを見つけました。
大学4年生までの2年程、創業した時のオープニングスタッフ、バイト生の一期生として働きました。
正直にいうと、大学にはあまり熱心に通っていなかったので、大学を4年で卒業できない事態に陥ってしまったのですが、学生結婚をして子供もできたので、留年はせずにそのままアルバイト先であった株式会社サウザンドクレインに就職しました。
社員になって2年目まではバイト生の時と同じような業務だったんですが、徐々にコールセンター全体のマネジメントなどに携わるようになっていきました。さらに年次が進み、クライアント開拓をやるようになり、そして入社から7 年ほどで役員になりました。
自分が将来こうしたいとか、本当はこうしたいのにといったわだかまりのなかで生きるのは勿体無いと思います。
自分が望んでいたわけでない仕事でも完全に無駄なものはなく、悪い経験の中からでも、あの時の経験のおかげでと思えるときが絶対に来る。今に夢中に集中することが未来に繋がると考えています。
正直な話、働くことに興味がないまま生きてきたのですが、株式会社サウザンドクレインで立ち上げ当初から会社がだんだんと大きくなるのを目の当たりにして、強い憧れを持つようになり、株式会社エンジンを立ち上げることになりました。
社会を動かす『エンジン』に!多彩な『縁』から得たノウハウ
株式会社エンジンは、主にテレマーケティングを手法として、企業の商品やサービスを攪拌だったり流通させるお手伝いをしている会社です。
例えば、テレアポ、世論調査、セミナー、他にもAを買った人にBを勧める(クロスセル)など業務を行い、様々なクライアントを抱えています。
社名の由来ですが、独立するにあたって初めは良い案が浮かんでいませんでした。友人とお酒を飲んでいた時に、私が「縁を大切にしたい」と語ったところ、友達から『えんじん』にしたらと言われてピンときました。最初は漢字にすることなども考えたりもしていたのですが、車の『エンジン』という言葉もかかるなど良さを感じたため、カタカナで株式会社エンジンにしました。世の中の原動力となるような会社にしたい、人と人の縁を大切にしたい、そして、円陣が組めるくらい、そんな人間の集団を創っていくことなど様々な思いが込められた社名です。
サウザンドクレインの立ち上げ当初は、インターネットの販売を行なっていたのですが苦戦していました。そうした状況で、私が社長から別の事業を立ち上げたいとの命を受け、その立ち上げを行なったのが業務委託型のコールセンター業務なんです。
起業するにあたって、やはり前職でのノウハウがあり、加えてテレマーケティングが廃れることはおそらくないと考えたため、テレマーケティングを主事業に据えました。
アウトバウンド型(発信型)の会社は主に通信事業など商品を絞って業務を行なっている会社が多いのですが、株式会社エンジンは多種多様なクライアントをもっています。それは様々な業界の知識をもっているスタッフが在籍していることを示し、そのまま会社として様々なノウハウを持っていることに繫がっています。
いつかは尊敬するあの人を!超えることが恩返しに
今期は、現在のコールセンターを満席にしたいですね。今は40席のうちの20席くらいが埋まっています。 その後は、オフィスを複数拠点にすることや移転するのか、それとも地方進出かなど具体的なことは決まっていませんが、その倍の席数まで増やしていきたいと考えています。
現在はクライアントの仕事を代行していますが、いつかは自社でビジネスをやりたいですね。コールセンターのノウハウやアセットを活かせる業種を考えれば、通販事業が有力な候補かなと思います。
やはりクライアントあっての会社、スタッフあっての会社なので、ステークホルダー全てに幸せになってほしいと思っています。スタッフが他の人にこの会社で働いていることを誇れるような、クライアントにこの会社に頼んでよかったと思われるような、そんな会社を作りたいですね。
そして、いつかは前職のサウザンドクレインを超える規模までスケールして行きたいとも思っています。自分が活躍することで、高橋さん(株式会社サウザンドクレイン代表取締役)も顔が立ちますし、この社長のもとで育った社員が大活躍!とった風に広告塔にもなって、きっと高橋さんへの恩返しになるはずですから。
☆取材・記事作成・構成=小山、佐久間