株式会社LLL

井川 竜

世界中を笑顔にするサービスと人を。

事業創造スタートアップ、LLL inc.の夢展望
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常に先を見てあらゆる準備や挑戦を繰り返していく、経営者。時には会社に新たな武器をもたらすために新規事業を立ち上げ、時には傾きかけた既存事業を立て直さなければならない。

そういった際、自社の人材や経験、知識、限られた時間の中では思うように進めることができないこともありますよね。

「◯◯に詳しい人材がうちにいてくれれば・・・」
「もっと時間を作れたら、うまく進められるのに・・・」


今回は、130人もの専門人材と協力しながら、あらゆる企業とともに事業立ち上げ・拡大にに携わっていらっしゃる株式会社LLLの代表取締役・井川 竜氏にお話を伺います。

株式会社LLL 社長 井川竜氏のONLY STORY

デジタルマーケティングの力で世界を楽しくする。


−株式会社LLLで行っている事業は、一言で言うとどういったものなのでしょうか?

井川氏:僕らは、企業内の新規事業の立ち上げ・既存サービスの成長拡大におけるお悩みを持つ企業様に対して、デジタルマーケティングの力でその解決のためのお手伝いしています。業界は問わず、アパレルから不動産、金融まで、本当に様々です。

−事業立ち上げ・拡大のお手伝いというと、具体的にはどのような事業になるのでしょうか?

井川氏:主に、既存事業を掛け合わせた新規事業の立ち上げや既存事業の拡大のお手伝いをするのが僕らの仕事です。

事業の立ち上げや拡大の際、「自社の中の人材や知識だけでは限界があり、デジタルとアナログ、両方の専門知識を持った人に力を借りたい・・・」とお困りの企業様からご相談をいただきます。

中には、それまでのアナログな手法に限界を感じて依頼をくださる企業様も少なくないので、そうした企業様には僕らの持っているデジタル領域の豊富な知見や経験を元にお手伝いさせていただきます。

プロジェクト立ち上げを推進し、そのまま僕らが実質事業運営をまるっと行うこともあれば、立ち上げ後、軌道に乗り次第、企業さま内部で運営できるようインハウス化することもあります。

−そういったお客様から受ける依頼というのは、例えばどのようなものがあるんですか?

井川氏:これまではコンテンツマーケティングという手法をとってこなかったけれど、今後の事業立ち上げのためにその機能と体制を社内に作りたいというご相談を受けたことがありましたね。

そうした際には、弊社社員と依頼先企業様の社員、そして弊社と繋がりのある専門人材とチームを結成し、まずはリサーチにあたります。その後、大きめの予算をいただき、開発を開始。リリースした後にも、そのリアクションやデータを見てアップデートを行っていきます。

その時は、1年弱で単月黒字を達成し、その後の運営や問題解決にあたれる体制も整備しました。

−1年弱で、ですか。すごいですね。

井川氏:こうしてお話をいただくお客様の業界も様々ですが、いただく相談というのもいろいろなものがある。突飛どころの事例だと過去には、船を売るためのお手伝いもさせていただいた事があって。

でもね、船を買う人の気持ちなんて正直僕らはわからないわけですよ。

−僕たちにもわかりません。船を買おうと考えたことなんて、一度もありませんね・・。

井川氏:とはいえ、買う側の気持ちがわからなければ、どうやったら売れるかなんてわからないでしょ。それでどうしたかというと、僕らは実際に船に乗りに行ったんです。

−船に、ですか・・・!?

井川氏:そう。乗ってみたらすごく気持ちがいいし、「なるほど、これなら船を欲しがる人がいるわけだ」と素直に思いました。

−実際に船に乗ることで、船を買う側の気持ちが理解できるということですね。

井川氏:乗ってみる前と後とでは、全然違いました。自分が体感してみないとわからないことってたくさんあります。そういった「実体験」というのは、どんな仕事においても大切にしていることの1つだと考えています。

その実体験を元に、ユーザーレベルの視点から仮説を立て、ストーリー設計を行い、それを実務レベルにしっかりと落とし込んで検証していく。


−なるほど。そのようにして、あらゆる企業様からの要望に応えていたんですね。

井川氏:これがとっても面白いんです。先ほどお話しした件に限らず、そのお仕事を通して僕らは知らないことをまた1つ知れるんです。そうやって新しいことを知ることで人は成長していくものじゃないですか。

これまでに個々が積んできた経験なんてちっぽけなものだと思うので、そういった新しい経験や体験をどんどんしていける組織でありたいと僕は思ってます。そういう組織の方が、面白い。

まっすぐに生きる。


−昨年株式会社LLLを設立されるまでは、やはりビジネスや起業といったことには興味を持っていたんですか?

井川氏:そうですね。ビジネスの面白さを知ったのは、学生時代に自分で起業したりビジコンに出たりした時です。

−学生時代には、すでに起業を経験されていたんですね。その時は、どういったところに面白さを感じましたか?

井川氏:知らないことをビジネスルールにおいて知る、っていうのが好きでした。

具体的に言うと、既存の目に見えるもので、もっとこうしたら良いのにと思うことって結構あると思うんです。それってどうやったらよくなるんだろうねってところを頑張って、話しながら、議論しながら、こうじゃない?っていうのを実際に反映させていく。

その結果、上手くいくこともあればそうでないこともあるんですが、自分たちが行動した先に何か変わる、自分たちの行動次第で結果が変わっていくっていうところがすごく楽しかったんです。

−なるほど。学生時代に起業をしながらも、そのまま起業家としての道を歩んでこられたわけではないともお聞きしましたが。

井川氏:これまでにいろんな働き方を経験しましたよ。卒業後は就職をして、数年勤めて退職した後には就職・転職メディアを立ち上げ、運営をしていました。

そうした中で、 “専業禁止” という思い切ったキャッチフレーズを掲げる株式会社エンファクトリーとご縁があり、メディア運営を続けながらそこで働くことになります。

そして、その後、世界中を放浪し、フリーランスとして様々な方々と一緒にお仕事をさせていただき、日本に帰国してから弊社を立ち上げたという流れです。

−様々な視点からビジネスに携わってこられたんですね。その中で、どのようなことがビジネスにおいて大切だと感じましたか?

井川氏:今も大切にしていることなんですが、やはり「そのサービスはどんな価値を人に提供できるのか、本質的な解決策か」というところだと思います。

−本質を捉えているかどうか。

井川氏:そうです。それは、何にも嘘ついてないかっていうこと。それは人に対して嘘をついていないかっていうのもそうだし、自分の心に嘘ついていないかというのもそうだと思っていて。

例えば、「今月売り上げ少ないから、あの企業から予算引っ張ってこないと!」なんていう会話聞いたことありませんか?

−はい、よく聞きますね!

井川氏:これって、僕から見ると本質的ではないなと感じてしまうんです。仮にそれが上手くいってキャッシュが数百万、数千万入ったとしても、おそらくそこからが続かないのは当たり前ですよね?

−目先のことに気を取られ本質を見失っている、と。

井川氏:そうですね。僕もそういう場面を自分の目で見てきて、やはりそれって最初からそうならないための仕組みを作れるかという設計次第なんですよね。そうならないための仕組みを作らないといけない。

というのも、そういう自分たちの利益だけを追い求めている人って相手にそういうのが伝わってしまうし、そういう人に周りの人はついて来てくれませんし、そういうところでも嘘をつくという無駄な時間を使いたくない。極論、人はいつ死ぬか分からないですから、その日その日、本当に大切なことに時間を使うべきだと考えています。

−なるほど。井川さんの言う「本質的」というのは、仕事や人に対して嘘をつかない在り方やビジネスのことなんですね。

井川氏:その上で、『三方よし』って状態で走れるかどうかっていうのはすごく重視しています。会社にとっても、社員にとっても、お客様にとっても嘘のない良い状態でありたいんです。

そうした想いで仕事をしてきた結果、お仕事を終えた後も企業様から気軽にご相談をいただけるようなことが増えましたよ。


そうした相談を受けていても感じるんですが、企業や経営者が抱える課題というのは様々な要因が複雑に絡み合っていて、その解決法は毎回異なるものだと思うんです。

なので、僕らの理想でいうとデジタルマーケティング全般の戦略立案から実行まで、ワンストップでやっていきたい。

そのために、今後も領域を広げながら1つ1つのできることを大きくしていき、より実体験を積み、弊社のミッションである「世界を笑顔に変える何かを」を実現すべく、たくさんの事業とスタートアップを生み出して行きたいと考えています。

複数のプロジェクトを同時平行で、複数のチームで進める。


−案件ごとにプロジェクトチームを結成して仕事に臨んでいるとお聞きしました。そのチームスタイルの働き方について伺ってもよろしいですか?

井川氏:株式会社LLLでは、案件ごとに最適な人材とチームを作って仕事にあたっています。依頼先の社員様と弊社メンバー、そこに対して弊社と繋がっている130人ほどの専門人材の中から選抜した最適なメンバーを加え、チームを組成します。

幅広い分野に対して柔軟に対応できる上、一般的にチームを結成するのに要する期間の3分の1の期間で僕らは迅速にチームを作り上げます。

−まだ設立されて1年も経っていないのに、それだけの規模の専門人材と繋がりを持っているなんて、すごいですね。

井川氏:130人という人数ではありますが、僕らはすべてのメンバーと顔を合わせ、仕事を一緒にして信頼できる人と仕事をしています。「顔を合わせて本音の話を交わした人としか仕事をしない」というのが、こだわりとしてあるので。

−なるほど。他にも、チーム作りや組織作りに関して大切にされていることはありますか?

井川氏:僕らがやりたいのは、僕らが存在してくれていて本当によかったと言ってくれる方の人口を最大化することです。

つまり、世界一、人を幸せにしたよねっていう会社を作ることです。

でも、当然僕1人ではこうしたことってできないわけで。むしろ、僕のやるべきことってその旗を諦めずに、挑戦し続け、振り続けることだと思うんです。そこにいろんな人が集まって、結果としてそれが実現できるような新しい組織の形を作っていきたいです。

−しかしながら、会社が違えば働き方も違う様々な人とチームとして働いていくことって難しいこともありますよね?

井川氏:はい、やはり実際にはあります。確かに人によって興味が違えば楽しいと感じるポイントも違う。でも、人によって大切なものの優先順位が違うのは当たり前ですよね。

だから、その人ごとの楽しいだったり、興味だったり、ここを伸ばしたいだったり、そういう想いをすごく大切に考えています。だって、その大切が、その人を走らせるエネルギーになる。

だから、そうした本心に近い感情や想いをどこまで会社として許容していけるかを考え、彼らが楽しめるような組織体を作るというところが僕の仕事なんです。

−今後もこうしたスタイルで課題解決に挑んでいかれるんですね。

井川氏:そうですね。組織の成長幅を限定するこだわりは持たず、柔軟に最適なアプローチを選択していくつもりです。僕らの作るサービスで、ニカッと笑う全力の笑顔が溢れる、そんな世界にできたら、仲間と本気で仕事をする意味がありますから。


若者へのメッセージ


常に本質的な価値提供とそのための組織作りを追求し続けている井川氏からいただいたメッセージを、最後に若者の皆様に贈らせていただきます。

「僕が偉そうに語るほどのものは何もなく僭越ですが。自分で思ったりとかこうしたほうがいいって思うことを押し殺して行動するのって、僕はすごく遠回りだと思っています。やっぱり人は、素直に、誰かを想って生きるのが一番幸せなんだと思います。

単純にこれをしたいんだけれども実現の方法がわからないなっていう時には僕らが一緒に考えたいし、それは一緒にやれば必ずできるはず。

だから、どんどんうちに対して事業プランを持ってきていただけたら、一緒にやりましょう。


そんな新しい組織の形を今、テストしながら作っていまして、おそらく2019年にはお披露目できるはずです。社内で事業を立ち上げて、うまくいったら会社化したり、事業部にしたり、必要な金額を再投資したり。

結論、腹の底で考えている本音を、まずは実行して欲しいなと思います。その相談先が僕らであれば、とっても嬉しいです。

本気で議論しながら、事業を立ち上げて、目指す姿までやりきるのが一番楽しいんです。一緒に、世界を代表する、価値あるサービスを創りましょう。」


執筆=山崎

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