株式会社オーエナジー

豊川ゆう子

電力契約の切り替えで、企業の電気料金を大幅削減

face to faceの喜ばれる温かい営業手法
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今回は、丸紅新電力の代理店として電力費用削減に取り組む、株式会社オーエナジーの豊川氏へインタビューをさせていただきました。
電力自由化から施設も一般家庭も自分たちで電気を選べる時代になりました。その中でも、大型施設を対象に「今よりも安い電気料金」を提案する同社の取り組み、そして起業の経緯や今後の展望についてお話を伺います。

株式会社オーエナジー 社長 豊川 ゆう子氏のONLY STORY

デジタル時代でもオフラインの温かさを第一に


–まず、株式会社オーエナジーの業務内容からお伺いします。

豊川氏: 弊社はビルの経費を削減するためのコンサルティングをしている会社になります。その事業は高圧電気料金見直しと、ビル設備コンサルティングの2つに大別されています。今回は2つの中から、特に力を入れている電気料金の見直しについてお話させてもらおうと思います。
–ありがとうございます。そういたしましたら、高圧電気見直しサービスについて詳しくお話いただけますか。

豊川氏:はい。現在は家庭の電力も自由化されて、東京電力や関西電力など、従来の大手電力10社から、いわゆる新電力各社へ切り替えることも可能になりました。それに先立ち2000年からは大規模工場や高層ビル、学校、大手商業施設などの電力自由化が進められていたんですね。
そうした大量に受電する施設を対象に、弊社は何百社とある新電力の中の「丸紅新電力」の代理店として、契約電力会社の切り替えをお勧めしています。

–他の新電力を含め、そうした代理店も数多くあると思いますが、御社の強みはどこにあるとお考えでしょうか。

豊川氏:丸紅新電力が全国の大容量施設、公共施設に強いことから、弊社も全国津々浦々に対応可能である点。それに加えてもう一方の事業であるビル設備コンサルティングで、電気以外の施設や内装の相談まで承ることができる点。この2点が弊社の強みだと考えています。

–豊川様が事業を運営するにあたって、一番大切にしていることは何でしょうか。

豊川氏:今はネットの時代、オンラインの時代で、若いデジタル世代はオンライン上でやりとりを行い、時間効率を重視した営業手法をとっていますが、私はface to faceのオフラインの温かさを大切にしています。
古い手法かもしれませんが、私たちのお客様はご年配の方がほとんどなので、例えば季節のご挨拶は欠かさず、その際も必ず直接お訪ねするようにしています。こうした人間関係の築き方で営業の結果が決まると言っても過言ではありませんので、細かい心遣いを大事にしています。

目標や理念のない起業だったが…


–起業に至った経緯をお聞かせください。

豊川氏:もともと私は営業の仕事を希望しており、新卒の入社試験も営業職で受けましたが、蓋を開けてみると配属は経営戦略部署での事務職でした。親に心配をかけまいとしばらくは勤めていましたが、内心は外に出て営業をしたいと思っている毎日。しかしそんな折に保険会社からのヘッドハンティングが舞い込んできたんです。
これはかねて希望の営業職でしたが、女性の営業マンは5人しかいない上、フルコミッションなので、不安もあって勇気も必要でしたが、思い切って転職を決断しました。ただ保険の営業はお客様の都合に合わせなくてはならず、営業も深夜になりがちでした。
そんな生活で体調を崩しがちになり、その上当時、旦那との結婚を考えていたのですが、保険の営業を続けながら結婚することは困難だという結論になりました。結婚のことを考えると、自分の時間は自分でコントロールできるような仕事がいいと思い、そこで起業を決意したんです。

–数ある業界の中でなぜ、新電力の営業を選んだのでしょうか。

豊川氏:私は保険の営業をしながら、いくつか副業をしていたんですね。その中の1つである丸紅新電力の営業が自分に一番しっくり合ったことで、これに本腰を入れようと決め、起業に至った次第です。
というのも、保険と聞くとみなさん一様に及び腰になってしまい、イヤな顔をされることもたびたびで、それが心苦しく感じていました。東京に住んでいた私は、電力の大量消費も目の当たりにしていたので、よりお役に立てるだろうと思い、新電力に携わる道を選びました。

女性がのびのびと働ける環境を目指して


–それでは、御社の短期的な目標をお聞かせください。

豊川氏:まずは来年の利益を4倍にしたいと思っています。エアコン関連の新商材や、進行中の商談がまとまれば、十分に可能な目標ですね。

–その後の長期的な展望をお伺いします。

豊川氏:長期的な展望は2つあります。1つが3年後を目標にした海外展開、もう1つが私の経験を活かしたセミナー事業です。
3年後でもまだ32歳なので早いかもしれませんが、20代で雄飛したい若者たちの夢を応援する立場になりたいと思っています。

–社会にとって、どういう会社でありたいと考えていますか。

豊川氏:私自身のキャリアを振り返ると、「女性だからできないとか」「女性だから仕方ない」と言われたことも多く、いくら頑張ってもそうした前提の目で見られることが多く、その都度イヤな想いをしていました。
頑張って営業してくれている弊社の女性スタッフに応えるためにも、女性が気持ちよく働ける社会をリードする会社でありたいと思っていますね。

–最後に、読者へのメッセージをお願いします。

豊川氏:face to faceと言いましたが、営業はお目にかかることから始まると思っているので、一期一会の機会が訪れるのを楽しみにしております。ぜひご連絡ください。

執筆=増田
校正=笠原

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