全国でわずか1.1%。
これは企業の中で、従業員数が100人以上の企業の割合です。
(過去総務省データ参照)
組織は人数が増えると、マネジメント、人間関係、組織の細分化など問題も同時に増加します。
それでもトップとして100人以上の従業員がいる会社を支える社長は、人望もスキルも人並みでは務まりません。
そこで今回は実際に100人以上の従業員を抱える企業様に、
Q1.会社規模を拡大する上で苦労した点
Q2.100人企業の課題
Q3.100人企業になれた理由
Q4.超える企業と超えない企業の差
Q5.この先の会社規模における展望
Q6.100人以上の社員をマネジメントする秘訣
Q7.100人企業を目指す社長へのメッセージ
Q8.会社を支えてくれている社員への想い
の8つの質問を伺い、特集させていただきました。
それでは以下「オンリーストーリーだから聞ける!100人以上企業様への8つの質問!」をどうぞご覧くださいませ。
個別記事のURLもページ最下部に掲載しておりますので、
ぜひそれぞれの社長の"オンリーストーリー"もご覧ください。
従業員数 336名
Q1.会社規模を拡大する上で苦労した点
A.途中から合流したこともあり、もともとある価値観や雰囲気などを変えていくのはやはり大変でした。
これを打開したのは、お互いの思考方法や価値観を合わせる教育とあきらめずに伝え続けたことだと思います。
Q2.100人企業の課題
A.教育に力を入れ始めたころは、社員だけじゃなく当時の幹部からも「APCは学校か!」なんて反発もありました。
でも、意外と若手や社歴の浅い社員が積極的に活用してくれて、ボトムアップ的に浸透していきました。
Q3.100人企業になれた理由
*内田社長が社長職に就任した時点で100人を超えていたため省略
Q4.超える企業と超えない企業の差
A.将来のため何に投資をすべきかをきちんと見極め、投資するための準備を計画的にできること。
「何に投資するか」こそが会社の"生きざま"であり、他社との差別化要因になるんです。
Q5.この先の会社規模における展望
A.事業を拡大していくには、優秀なエンジニアが必要。優秀なエンジニアが「この会社で働きたい!」と思ってくれるような環境作りのために、投資をしていきます。それがAPCという会社の"生きざま"なのです。
Q6.100人以上の社員をマネジメントする秘訣
A.弊社にはAPアカデミーという、ほぼ内製で実施している社内大学制度があるんですが、それは単純な研修制度ではなく、このカリキュラムを通して思考方法や価値観を合わせています。これによって意思の疎通がしやすくなり、社員に私の言葉が届きやすくなりました。
Q7.100人企業を目指す社長へのメッセージ
A.これからは働くロケーションは関係なくなり、多様な社員を受け入れないと企業規模の拡大は望めません。その中で重要になるのは、やはり思考方法や価値観を合わせるための教育だと思います。
Q8.会社を支えてくれている社員への想い
A.`Do or Do not.There is no try.`
私はAPCが日本でトップのSI会社になれると信じています。
そう信じる人が多いほど、この夢は現実味を帯びます。
みんなでトップになれると信じて頑張ろう。
従業員数 : 231名
Q1.会社規模を拡大する上で苦労した点
*宮本社長が社長職に就任した際には規模拡大済みだったため省略
Q2.100人企業の課題
A.社員が増えると、会社の理念は、なかなか社員全員に伝わらない。それを一つの仕組みとして自社の価値観を伝えていかないといけない。持続する会社は、社長は変わっても理念は変わらない会社。社長が変わっても、1つの価値観で上手く回る会社が理想。
Q3.100人企業になれた理由
A.弊社の場合は、早い段階で大手広告会社とパートナーシップを獲得。規模感のある安定顧客を持ち、その為のリソースを大量に仕入れ、大量に売る「大きな」スキームが必要。市場と組織と戦略の整合性を見つける。
Q4.超える企業と超えない企業の差
A.目の前のお客さんをみるだけでは駄目で、時代と市場にあったビジネスモデルの整合性を取っていく必要がある。
また、人を一定数採用する仕組みと、その組織のマネジメントに必要なシステムも整える。
Q5.この先の会社規模における展望
A.広告マスメディアの需要に応じて成長してきた歴史を考えると、今のビジネスモデルでこれ以上大きくするのは難しい。
今後は新規事業で領域を変えて新しいビジネスを始め、拡大する必要がある。
Q6.100人以上の社員をマネジメントする秘訣
A.小さな会社を社内にたくさん作るイメージのディビジョン制を実施。採用も含めて、裁量権を部単位や組織単位で切り分けていく。それぞれの部ごとにリーダーを立て、売上、利益などの数値目標を掲げることで人数規模が多くとも、効率的な経営につながった。
Q7.100人企業を目指す社長へのメッセージ
A.質を求め、顧客満足度を求めた結果が拡大の本質だと思います。
人を育てる人を、最初に育て、組織の力を活用すること。
ビジネスモデルを追求し、顧客を広く獲得することが大事だと思います。
Q8.会社を支えてくれている社員への想い
A.「社員は顧客」
社員は、最大のステークホルダー。社員がどういう生き方をこの会社で実現できるかを真剣に考えて、ハッピーにしてあげるのが経営者の最大の仕事。素晴らしい社員がたくさんいるから自分も育てられて、ありがたい。