株式会社ツインエコ

早田 孝司

世界中の机に灯りを!

ソーラーライトで教育現場を変える
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株式会社ツインエコ 社長 早田 孝司氏のONLY STORY

全てが太陽光を利用した商品


株式会社ツインエコは、お手軽ソーラーライトの販売を通じて地球環境と世界平和に貢献する会社だ。『このライトの存在がいずれ世界の教育現場を変える』という想いをもつ、早田孝司社長にインタビューを行なった。

「ツインエコという社名は、エコロジーとエコノミーのかけあわせです。エコロジーな商品をエコノミーな価格で提供することを目指しています。」

ツインエコの製品は誰でも手軽に使える点や、製品ラインナップが多い点が特徴だ。太陽光利用なので環境に優しく、一般的なソーラー製品よりリーズナブルな価格であるのはコンセプトに適っている。

エコだから高い、なんておかしい


学生時代はバイトと部活に打ち込んだ早田社長。部活では少林寺拳法で全国優勝するほどの実力をもつ一方、学費を全部自分で稼いでいたため様々な仕事を経験した。在学中に公認会計士の資格を取り、卒業後は金融のプロフェッショナルとして活躍する。仕事をする中で、当時増えてきた多くの“エコ”企業をみて、気付いたという。

「『この商品はエコだから、高くてもしかたがない。』といった考え方がエコ企業の中に溢れていると思いました。環境の商品を広めたいのであれば、適正価格でなければならない。そう思っていたんです。」

地球環境を意識し始めるようになる中で、それに携わる企業の姿に疑問を覚えたのだ。

ソーラー商品に人生を託した訳とは?


早田社長に、起業まで至る想いを尋ねた。

「多くの人に喜ばれる仕事がしたかったんです。それまで勤めていた金融機関は、ごく一部の大企業と富裕層しかターゲットにしていなかったというのが起業の動機ですね。」

その中でソーラー商品を選んだ理由は何だったのであろうか。

「まず、自分自身が昔から興味を持っていて、好きだったということは大きいです。あとは他人に自信をもっておすすめできる商品でしたし、この商品が世の中に広まるべきだと強く感じていたからです。」

人に喜んでほしいという気持ちから起業に至ったが、今まで結果や実績を残していた金融業界を退く不安はなかったのだろうか。

「収入の面では不安はありましたが、安定に居座り続けることの方が良くないと思っていました。自分にしかできないことがあるにも関わらず、それを封印し漠然と生涯を終えること。それが一番の恐怖でした。」

漫然とサラリーマンをやり続けることの方が恐怖。そう感じた早田社長は迷わず独立の道を選んだ。

灯りがなくて勉強できない子供たちへ


早田社長に今後の展望を伺った。

「ソーラーライトを軸に、ツインエコのブランド力を上げていきます。ネームバリューを確立したら『ツインエコ認定商品』といった基準をつくり、それを満たす商品があふれたお店を開きたいと考えています。」

さらに早田社長は、その先の世界も見ている。

「偶然ザンビアという国の現状を聞きました。電気がなく、夜歩いていると動物に襲われてしまうこともあるそうです。さらに、現地ではワラぶきの家なので、光源のろうそくで火事になることも頻繁にあります。そこにソーラーライトという、太陽光で充電できる“灯り”を提供すれば何か力になれるかもしれない。そう思って、ライトを寄付しました。こういった形の貢献も広めていきたいです。世界には灯りがないことで、夜に勉強できない人もたくさんいます。そういう人でも勉強ができ、努力が報われる日を願って、灯りという形で貢献していきたいのです。」

原体験が今の原動力に!


幼少期は決して裕福でなかった早田社長は、少ない明かりの中で猛勉強をして大学進学した経験がある。電気がないことで夜勉強ができない人をなくしたい。そして、全ての人の努力が報われる社会をつくりたい。その想いが、ソーラーライトの裏に隠されていた。
最後に、若者へのメッセージをいただいた。

「周りの目を気にして、自分に嘘をつくのはやめたほうがいいと思います。自分に正直に、納得のいく仕事をしていれば、結果はおのずとついてきますから。」


編集=勝野・山崎

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