株式会社東京青山美人研究所
荒井 鴻典
POSTED | 2015.03.06 Fri |
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TAGS | 従業員数:11〜30人 業種:飲食店・実店舗 創立:15年以上 決裁者の年齢:その他 商材:BtoC |
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サロン運営を通じて心身ともに美しく健康に!
満足の先にさらなる感動を生み続ける会社Topics
株式会社東京青山美人研究所 社長 荒井 鴻典氏のONLY STORY
女性を明るく、社会を明るく
株式会社東京青山美人研究所は、フランチャイズのあおやまびじんサロンにて自社ブランドの下着、サプリメント、化粧品の販売を行い、美と健康をプロデュースしている会社だ。
その特徴は、売った後のお客様に対する長期的サポートに力を入れているところである。
「1人の女性が美しくなる事は、単に外見が変化するだけではなくてその女性が属する家庭や職場も明るくなりひいては明るい社会の実現に繋がっていくと思うんです。
サロンでの活動を通じ、そうした好循環を作っていく事が私たちの一つの大きな目標です。
20代30代で自分が病気にならないような体づくりを日常的に意識している人は非常に少ないと思います。
みんな歳をとって病気になってから気をつけ始めるんです。
つまり若いうちから不摂生な生活をする事が寿命をどんどん縮めていくという事に気づいていないのです。
病気になってから気がつくのでは遅いんです。
だからこそ私はサロンを作り、そういった意識を変え、健康的な生活習慣がいかに大切か啓蒙していこうと思ったんです。」
そう語るのは株式会社東京青山美人研究所の荒井鴻典社長。
株式会社東京青山美人研究所を創立したきっかけは荒井社長の過去にある。
「私が中学生の時から祖母が寝たきりになり、父がアルコール依存症になってしまったんです。
実は3年前に母も大腸癌で亡くしています。
身近な家族が不摂生な生活習慣の末に病気になり、医者通いをして薬を沢山飲まされ最後には衰弱して死んでいく。
そんな姿を見て何よりも健康が大切だという事に気づかされたんです。
またこの美容健康業界で仕事を始めた時に感じた事は、お客様を本当に満足させている会社は少ないという事でした。
だからこそお客様が満足しかつ長く御愛用していただける商品を作りたい!
そしてお客様が望む美しさと健康が実現する『場』を提供したい!
そう思ってこの会社を始めました。」
顧客満足を超える感動を
そんな荒井社長には会社をやっていく上でこだわっている事がある。
「仕事は常にプラスαの努力をするという事です。
ちなみに現在の方針として、顧客満足を超える大満足を与えるサロン経営者を育成するという事をしています。
今時はどこの会社でも高品質な商品を提供していますというのは当たり前の事です。
しかしお客様は商品が良いだけではいつか離れていってしまいます。
そこでサロンという販売店を経営しているチーフビューティコンサルタントがお客様の専任のビューティ&ヘルスアドバイザーになり、かつ親密なコミュニケーションをとっていく事で信頼関係を築いていきます。
するとサロンはただ商品を売り買いする場所ではなくサードプレイス的なコミュニティとなっていくのです。
そのコミュニティの中心にいるのがチーフですから、そのチーフがたとえモノを売る事ができても人間的魅力に乏しければ活気のあるコミュニティを作る事は出来ません。
だから当社ではチーフの人間的魅力を高める事を主眼としたトレーニングも定期的に行っております。」
フランチャイズサロンという空間
定年の無い自由に働けるサロンという場所を日本中につくっていきたいという想いがある荒井社長。
「1人だけで運営していく自営業には限界があり、また不安を感じている女性が多いと思いますが、フランチャイズ方式なら本部と二人三脚で歩んでいくような安心があります。
かつお勤めではありませんから、自分の時間をコントロールできるというメリットもあります。
世の中には自営業は大変だというイメージや先入観が溢れています。
だからこそ、そのイメージから抜け出して、どんな状況であっても自分がやりたいと思った事はやれるんだという事をあおやまびじんフランチャイズビジネスを通して感じていって欲しいんです。」
とはいえ、開業資金もかかり、収益を上げるまでには時間も必要である。
だからこそ、荒井社長は意思決定ができた人に対しての研修には一番力を入れているという。
「現在は美容や健康の知識、商品知識、実技、コミュニケーション力、販売力など、分野別に分けて、かなり厳しくやっています。
店舗を作ったはいいものの知識もないです、経験もないです、という状況では看板を背負わせるわけにはいかないのでそこは手厚くサポートしていきます。」
目の前にある仕事をとことんやり通す
最後に学生へのメッセージを荒井社長から伺った。
「自分はどの仕事に向いているだろうかという事で悩んだ結果、入社1、2年目で実はこの仕事向いていないという理由で会社を辞める人が多いと思うんです。
私も学生の時、自分は何に向いているのかを必死に考えたんですが、最初からこの仕事に向いているかどうかは分からないんです。目の前にある仕事を一所懸命やるしかないんです。
すると、段々仕事が面白くなってくる。
だから向いているかどうかを考えている内は本気で仕事と向き合えていないはずです。
仕事に対して責任を持って本気でやり始めたら仕事って楽しいんだと気づきます。だからこそ、出会った縁のある仕事を一所懸命やる。
そうすれば人生の道は必ず開けます。」
編集後記
顧客満足を超える感動を生み出すためには、自分たちが魅力的で輝いている必要があると仰っていた荒井社長や周りの方々も輝いていて、人としての魅力に溢れる素敵な会社様でした。
また、自分たちも若いからといって健康について考えないのではなく、より広く長期的な目線で自分の体について考えていくことの大切さを考えさせられました。